高畑充希が主演を務める水10ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』が1月12日から放送される。この日テレの最重要ドラマ枠に注目の俳優が登場する。野上豪を演じる笠松将(かさまつしょう)だ。
笠松将はホリプロに所属する29歳の俳優

笠松将はホリプロに所属する29歳の俳優だ。パッと見た感じは綾野剛に似ている。年齢差は10歳なので演じる役柄で作品を奪い合うことはないと思うが、近いうちに強力なライバルになるだろう。
笠松将の出演ドラマは20本くらい見ていた
笠松将はとにかく出演本数が多い。ざっと数えたら20本くらいのドラマを見ていた。好きなドラマはブルーレイディスクに録画保存するので、あらためて出演していた『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017年)、『新宿セブン』(2017年)、『向かいのバズる家族』(2019年)を見てみた。
記憶に残っていたのは『向かいのバズる家族』のストーカー男役
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は9話に出演。通りがかりの警察官の役だ。金子ノブアキが演じる元特殊部隊の男にはがいじめにされ、銃で脚を打たれてしまう情けないシーンで登場。これは本当にチョイ役だ。『新宿セブン』は7話に出演。中国系マフィア(?)の構成員役だ。仰向けの状態でゴルフボールを口にし、袴田吉彦が演じる兄貴分の室内ゴルフに付き合うシーンで登場する。その後のシーンでは凄味がある表情を見せるが、これだけでは記憶に残らない。はっきり覚えていたのは『向かいのバズる家族』だ。6~10話に内田理央が演じる主人公の元カレ役で出演。ストーカー気味の男を演じている。印象には残っていたが、嫌味な役なので残念ながら魅力的には見えない。
『岸辺露伴は動かない』で見せた筋肉男は強烈

強い印象を残したのは『君と世界が終わる日に』(2021年)だ。竹内涼真と中条あやみが演じる中心キャラクターの同級生役。主人公とからむ役なので近いレベルの存在感を示していた。そして、極めつけは『岸辺露伴は動かない』(2021年)の4話「ザ・ラン」だ。理想的なボディデザインを目指すべく、異常なまでにランニングにのめり込む駆け出しのモデル役(俳優だったかも?)。アスリートのような筋肉を見せ、常軌を逸した男を熱演していた。
『ムチャブリ!』では危険な匂いがする笠松将が見たい
そして、『ムチャブリ!』である。役柄は野上フーズホールディングスの企画戦略部・部長。設定はエリートビジネスマンだが、いまの笠松将につまらない男を演じさせるとは思えない。相関図の情報によれば高畑充希が演じる主人公のライバルになるとのこと。ここでも狂気的なキャラクターを演じ、危険な匂いがする笠松将を見せてほしいものだ。
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