『ドクターホワイト』で研修医役、トップスター候補・高橋文哉の存在感が気になる

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2022年のフジ月10第一弾は『ドクターホワイト』だ。安定感がある医療ドラマで美しさと実力を兼ね備えた浜辺美波が主演。まず、大きくはずすことはないだろう。そこに、次世代の主演候補が出演する。研修医の佐久間新平を演じる高橋文哉(たかはしふみや)だ。

高橋文哉は弱小事務所の俳優なので浮上に時間がかかると思っていた

高橋文哉は前クールで話題になった『最愛』(2021年)に出演。吉高由里子が演じる主人公の弟に扮し、物語の鍵を握る重要な役に抜擢されていた。初めて高橋文哉を見た連ドラは『先生を消す方程式。』(2020年)だった。表向きは優等生ながら、裏では田中圭が演じる主人公を殺そうとするグループのリーダー役。浅いキャリアながら存在感を示していた。さらにはイケメン俳優の登竜門、『仮面ライダー』シリーズの出身。十分に活躍していく背景はある中で、気になったのが所属事務所(エープラス)の力。大手ではないので話題作に出演し続けることは難しく、台頭してくるには時間がかかりそうだと感じていた。

高橋文哉は『うきわ』のアルバイト役も好演

『先生を消す方程式。』以降はしばらく出演作を見ていなくて、次に見たのが『うきわ -友達以上、不倫未満-』(2021年)だった。門脇麦が演じる主人公の主婦に淡い恋心を抱くアルバイト役。端役ながら、ここでもいい雰囲気を漂わせていた。そして、前述した『最愛』に引き続き、2022年は初頭から月10の『ドクターホワイト』。高橋文哉は想像していた以上に早い段階で勢いが増してきた。

高橋文哉は明るい研修医をどのような演じるのか

ただ、『ドクターホワイト』で演じる役はどうなのだろうか。公式サイトの相関図によれば「明るい研修医」。影がある役で光っていた高橋文哉が、今度は真逆のキャラクター。見ていないので想像だが、『着飾る恋には理由があって』(2021年)で扮した役の雰囲気に近いのだろうか。人の命に関わる研修医役とはいえ、少しは恋の展開を入れて盛り上げてほしいところ(原作ではどうなのか?)。トップスター候補の存在感に注目だ。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。