テレビ東京で放送されている『じゃない方の彼女』が面白い。何がいいって、女子大生の野々山怜子を演じる山下美月(やましたみづき)がたまらないのだ。
初回から山下美月が最高、心を奪われた
テレビ東京の連ドラは時々突き抜ける作品が出てくるので気になっている。だから『じゃない方の彼女』も期待していた。ただ、ひっかかったのが企画・原作が秋元康であること。さらに秋元康がプロデュースする乃木坂46の山下美月がヒロインとして出演。彼女を売り出すドラマなのかと嫌な感じはした。しかし、その危惧は初回を見て吹っ飛んだ。山下美月が女優として魅力的で、まーくん(濱田岳)と同じように心を奪われてしまったのだ。
山本美月が醸し出す”魔性の女”感の理由が知りたくなった
一言で魔性の女。上目遣いで見つめられ、「好き」とかいわれたら大抵の男は無理だろう。天性のものなのか、演出陣の力によるものなのか。あの醸し出される雰囲気の理由が知りたくなった。そこで『じゃない方の彼女』の演出陣を調べてみた。チーフは三木康一郎。最近手掛けたドラマでは『来世ではちゃんとします』(2020年)がある。好きなドラマだったが、女優・山下美月に関してピンとくるものはない。
『映像研 には手を出すな! 』の山本美月はカワイイだけ
次に山下美月の出演作を調べてみた。過去に見たのは『映像研には手を出すな!』(2020年)。つまらなくて挫折してしまったドラマだ。山下美月について記憶がなかったので、ユーチューブで出演シーンを見てみた。まあ、確かにカワイイ。ただ、女優としてどうとかいうレベルではない。その程度の印象だったので覚えていなかったのだろう。
『着飾る恋には理由があって』の出演がきっかけか
次に出演したのが『着飾る恋には理由があって』(2021年春)。これは見ていなかったので同様にユーチューブで確認。これだね。チーフディレクターは塚原あゆ子。大好きな『グランメゾン東京』(2019年)や佳作『中学聖日記』(2018年)を手掛けた演出家だ。この時の経験が『じゃない方の彼女』でいかされていると思う。トップアイドルからの女優開眼。山本美月のさらなる活躍が楽しみだ。
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