たまたまレコーダーに録画された『NHKスペシャル未解決事件 File.08 JFK暗殺』の前編『episode I ”はめられた”男』を見た。想像した通りに引きこまれる内容(*1)。一方、キャバレーで働くミドリという女が気になった。春花(はるか)という女優が演じている。どこかで見た顔。あの竹富聖花(たけとみせいか)だった。
いまは春花の名でジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属
(画面上だが)偶然の再会。セクシーになった彼女を見られたことはうれしかった。竹富聖花はスウィートパワーの女優。いまは春花に改名してジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属している(*3)。
竹富聖花はデビュー作から注目していた女優
竹富聖花はデビュー作の連ドラ『ヘブンズ・フラワー』(2011年)から注目していた。主演クラスを輩出するスウィートパワーの女優だったからだ。その後、出演した『HUNTER~その女たち、賞金稼ぎ~』(2011年)の7話、かわいさと大人っぽさが同居する竹富聖花はよかった。当時はまだ16歳。ただ、その後の活動は覚えていない(あらためて調べて思い出したことはある)。連ドラで主演クラスにのぼりつめてこなかったので、存在を忘れてしまったのだろう。
竹富聖花の志向と仕事の方向性が合わなかったか
竹富聖花は普通にスウィートパワーで活動していればエリートコースを歩んでいたはずだ。退所の理由はわからないが、仕事の方向性と本人の志向が合わなかったのかもしれない。華々しい活躍ができなかったので(モデルは通過点でしかないと思う)、くさってしまったのだろうか。
主演作まである女優が『テラスハウス』に出演って何?
情報を探している中で面白そうな映像を見つけた(*2)。『テラスハウス』(2019年)に出演する前の彼女だ(当時の芸名は奥山春花)。小粒とはいえ主演作まである女優が『テラスハウス』に出演って何なのか。しかし、この映像を見て納得した。ジャパン・ミュージックエンターテインメントに移籍後も悶々としていたようだ。イメージはサバサバして男っぽい。だから、カワイイ女の子扱いされる仕事は嫌だった可能性はある。
*2(2020年5月28日更新):木村花が亡くなり、春花が出演している『テラスハウス』の打ち切りが発表された。その影響からか、春花が出演していた映像が削除されてしまった。仕方がないのでYouTubeのリンクを削除。
春花が表現する男を虜にするしなやかな動きがたまらない
さて、かなり話は脱線したが、春花が『NHKスペシャル未解決事件 File.08 JFK暗殺』で演じたミドリはハマっている。キャバレーのシーンは暖色系の照明が使われ、昔夢中になって見た香港映画の匂いがした。年齢と役が合ってきたのか、男を虜にするしなやかな動きが見事に表現されていた。
事務所が春花に期待するものは大きいか
ジャパン・ミュージックエンターテインメントの稼ぎ頭は現状維持が精一杯の篠原涼子だ。芳根京子は超演技派だが、華やかさに欠ける。事務所にとっては、華があって芝居がうまい女優の出現を熱望しているだろう。それが春花になるのかどうか。まだ25歳、今後の活躍に注目だ。
2019年発売、24歳になった春花の写真集。この表紙を見て竹富聖花を思い出すのはよっぽどのファンだろう。大人の女優になった彼女の活躍に期待している。
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*1:実はこの記事を書いた時に全編を見ていなかったので、すぐにその日の内に見てみた。春花は少ししか出ていなかったね。本編はドキュメンタリーとドラマを組み合わせて凄い迫力があった。記事中には書かなかったけれど、JFK暗殺に対し大きな関心を持った背景にオリバー・ストーン監督の『JFK』(1991年)がある。本編でも少し紹介されて監督も出ていた。この作品における春花の存在はそれほど大きなものではないかもしれない。ただ、春花にとって良作(力作?)に出演した経験は大きい。あらためて春花の出演シーンを見てみたが、演技者としての余裕を感じる。連ドラはよりはスケールが大きい映画の方がいいかもしれないかな…。
ツイッターを見て驚いた。記事をアップしてから数時間後、オズワルドを演じたジェイムス・ワトキンスが「いいね」していた。彼については何も触れていないのに。ドラマの公式サイトによれば、彼は日本語を理解できないはず。単純によさげなツイートを片っぱしからポチポチ押しているのかもしれない。でも、一般人には刺激過ぎ。思わずフォローボタンをポチ。
*3(2022年3月6日更新):公式な情報は確認していないが、春花は芸能界を引退したようだね。セクシーな女優になっていたので残念だ。
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