上白石萌音の熱量が半端ない、『恋はつづくよどこまでも』が予想以上に面白い

『恋はつづくよどこまでも』が予想以上に面白い。その立役者は何といっても主演の上白石萌音(かみしらいしもね)だ。喜怒哀楽の振り幅が広い演技を披露。毎回、胸を熱くさせてくれる。

浜辺美波がかわいくてセクシー、『アリバイ崩し承ります』は独特な世界観が展開されていて面白い

上白石萌音と佐藤健に興味がなかった

そもそも上白石萌音と佐藤健に興味がなかった。さらに食傷気味の医療もの。「これはダメだな」というのが放送前の印象だった。原作は見ていないので意外だったが、医療現場を舞台にしたラブコメディなんだね。好きなジャンルなので、まずは単純に惹かれた。そして、上白石萌音だけがいいわけはないので、あらためて主要スタッフを調べてみた。

脚本は『中学聖日記』の金子ありさ

脚本:金子ありさ(『東京独身男子』『中学聖日記』)
演出:田中健太(『集団左遷!!』『ノーサイド・ゲーム』『ブラックペアン』『下町ロケット』第2シリーズ)、福田亮介(『わたし、定時で帰ります。』『G線上のあなたと私』『きみが心に棲みついた』『初めて恋をした日に読む話』)、金子文紀(『わたし、定時で帰ります。』『G線上のあなたと私』『きみが心に棲みついた』)

脚本は納得。先生(有村架純)と生徒(岡田健史)の禁断の恋を繊細に描いた秀作『中学聖日記』の金子ありさだ。チーフディレクターの田中健太は日曜劇場の名作を演出してきた人物。さらに脇をかためているのはラブコメディの良作に関わってきた二人。だから、ドタバタな展開のようでいて、しっかりとした作品に仕上がっているわけだ。

上白石萌音が優れた表現者であることを忘れていた

そのスタッフに支えられ、上白石萌音が伸び伸びと芝居をしている。思い返せば、映画『ちはやふる』(2016年)の彼女はよかった。その後、連ドラに本格進出した『陸王』(2017年)の娘役が物足りなくて、優れた表現者であることを忘れていた。

魔王が恋に落ちる感覚を味わうようだ

ただ、相変わらず女性として強烈に惹かれるものはない。それなのに、演じている佐倉七瀬は見れば見るほど惹かれていく。失敗を繰り返しながらも、目の前のことに一生懸命な姿勢に心が動かされるのだ。気が付けば、魔王(佐藤健)と同じ視点でとらえている自分がいる。まさに恋に落ちる感覚。上白石萌音の熱がこもった演技に注目だ(*1、*2)。

 

*1(2020年3月16日更新):9話を見た。佐倉七瀬と天堂先生の距離感がぐっと縮まって幸せな気分に浸れる。華がないと思っていた上白石萌音が、主演にまでのぼりつめた理由がわかった。人を感動させる力があるんだね(歌も)。今日が最終回。このまま、いい感じで終わってほしい。

*2(2020年3月18日更新):ド直球のラブストーリーは苦手なはずなのに、『恋つづ』は最後まで引き込まれた。上白石萌音の突き抜けた演技は凄いね。こんなにグングン盛り上がっていく最終回は珍しい。これはブルーレイに録画するよ。

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シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。 にほんブログ村 テレビドラマ