『教場』は将来のスター候補揃い、注目キャストは味方良介と3人の女優

俳優女優

『教場』の前編は怖い展開にドキドキし、後編は人間ドラマに感動した。学校ものの定番だが、生徒役は将来のスター候補揃い。筆頭は都築耀太役の味方良介(みかたりょうすけ)だ。さらに、公式サイトの相関図に載っていない3人の女優に注目した。

味方良介はフジの連続ドラマに出演か

林遣都が演じた平田和道の豹変ぶりは怖かった。しかし、主演クラスの俳優なので想定内。味方良介は舞台出身でドラマは初めて。インパクトは彼の方が大きかった。木村拓哉主演作のクライマックスで相手役に抜擢。味方良介の活躍は約束されたようなものだ。昨年12月にウィルビー・インターナショナルを退所。今後は主演クラスを輩出する大手事務所に所属して、まずはフジテレビの連続ドラマに出演するのではないだろうか(*1)。

3人の女優は主要キャストに近い席

順番に挙げていけば、次は相関図に載っているキャストだろう。しかし、既に実績がある上に、これからも活躍していくはず。面白みに欠ける。そこで、一発ありそうなキャストを見つけてみた。それが次の3人の女優だ。

・新実芹菜(にいみせりな)
・北原帆夏(きたはらほのか)
・松宮なつ(まつみやなつ)

実は彼女たち、教室のシーンでは主要キャストと一緒に映る席に座っていた。ほとんどセリフはなかったが、生徒役では2番手キャストに位置付けられていると推測した。では、順番に触れていこう。

新実芹菜は演技派の匂いがする

新実芹菜 | プロダクション尾木

新実芹菜はプロダクション尾木に所属する21歳の女優だ。稼ぎ頭は仲間由紀恵だろうが、いまは下降気味。華やかな主演クラスがいないので、新実芹菜に寄せる期待は大きいと思う。

演じた役は芸名と同じ新実芹菜だった。席は菱沼羽津希(川口春奈)の前。教室内が映ったシーンで、初めに惹きつけられたのが彼女だった。目を大きく開け、物怖じしないで座っている姿が印象的。華やかさはある。その一方で、演技派の匂いもする。仲間由紀恵の後継者候補になりそうだ。

北原帆夏は華やかさが魅力

[北原帆夏] プロフィール
株式会社ソニー・ミュージックアーティスツのオフィシャルサイトです。 所属アーティストのプロフィールや最新情報などをお届けします。

北原帆夏はソニー・ミュージックアーティスツに所属する21歳のタレントだ。日本テレビの情報番組『ZIP!』に出演中。まだ「Actor(俳優)」のカテゴリーに属していなくて、いまは「Up & Coming」(新人という意味らしい)。この事務所は在籍数の割に主演クラスが多い。稼ぎ頭は土屋太鳳か。その他、倉科カナ、二階堂ふみ、橋本愛、黒島結菜などの主演クラスがいる(ほかにも有名女優はいるが省略)。ひとまず、この事務所に所属しているだけで将来のスター候補といえる。

演じた役は北乃あかり。授業シーンで名前を呼ばれて名字がわかり、最後の卒業シーンでフルネームがわかった。席は宮坂定(工藤阿須加)の右隣。相武紗季にやや似て、華やかさがある。ただ、緊張感がある教室内で、不自然に浮いているカットがあった。華やかさが裏目に出た感じか。しかし、それも長所。3人の中では一番初めに伸びてくると思う。

松宮なつは気品がある才女

松宮 なつ プロフィール|松竹エンタテインメント

松宮なつは松竹エンタテインメントに所属する28歳の女優だ。公式サイトのトップにはベテランの森口瑤子が載っている。いますぐにでも若手の主演クラスがほしいはずだ。

演じた役は星野礼。本編で「星野」とは呼ばれていたが、名は明かされていないと思う。しかし、彼女のツイッターで判明。卒業シーンで名前を呼ばれていなかったので、もしかしたら退学した設定か。席は都築耀太(味方良介)の前。清楚な顔立ちに目を奪われた。佐久間由衣のような雰囲気がある(ラストで出ていたが)。学習院大学卒業の才女。お嬢様っぽい気品がある雰囲気はそういうことか。透き通るような美しさは魅力。前述した2人に比べるとお姉さんだが、チャンスをものにしてのぼりつめてほしい。

ということで、誰が抜け出してくるのか。今後の活躍が楽しみだ。

*1(2020年3月17日更新):味方良介の所属事務所が決まったね。ジャパンミュージックエンターテインメント。篠原涼子や谷原章介、芳根京子がいる事務所。早くも春クールの連ドラに出てくるかな…。

(関連記事)
『グランメゾン東京』の木村拓哉が魅力的、総合力の高さが面白さにつながっている

この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。