東出昌大にとって『ケイジとケンジ』は最後の連ドラ、華々しく散ってくれ

俳優


第1話

主演の桐谷健太や東出昌大(ひがしでまさひろ)のファンではない。それなのに『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』は面白い。ただ、東出昌大と唐田えりかの不倫報道の前後で感じ方が変わってしまった。

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桐谷健太と東出昌大の掛け合いが面白い

まずは何がいいのかというと、仲井戸豪太(桐谷健太)と真島修平(東出昌大)の掛け合いが面白いのだ。真島修平は人一倍エリート意識が高い検事。普段はクールに振る舞っているが、仲井戸豪太がズカズカと懐に入ってくるのでペースが乱されてしまう。そのうろたえぶりが面白い。さらに真島修平が好意を寄せる部下の仲井戸みなみ(比嘉愛未)に頭が上がらない描写も面白い。以上がざっくりとした1話の感想。これが不倫報道後に放送された2話では変わってしまった。

不倫発覚後の2話では検事役が薄っぺらく見えた

まずは検事という役柄について。私生活で不倫をしていながら法に関わる検事役。どうしても薄っぺらく感じてしまう。また、不倫報道でメンタルがやられているのか、やつれて見える。さらに、撮影が開始されてから今日に至るまで、裏で共演している女優(今田美桜や奥山かずさあたり)を口説いていたのではないかと想像してしまう。別に俳優が品行方正である必要はない。むしろ、少しはずれている方が魅力的に感じる。ただ、不倫の影響で感じ方が変わってしまったの事実だ。

東出昌大の出演作にもうスポンサーは現れない

ここからは提案。この際だからみなみとのやりとりはもっとデレデレにして、女に弱い一面を強調してはどうだろうか。連ドラにとってスポンサーの力は絶大。イメージダウンの東出昌大が出演する作品にもうスポンサーは現れないだろう。つまり、東出昌大にとって『ケイジとケンジ』は最後の連ドラ。いまの状況を逆手にとって華々しく散ってはどうかね…(*1、*3、*4)。

 

*1(2020年2月3日更新):3話は東出昌大の現状を逆手にとったかのような内容が展開されていて面白かった(*2)。真島修平の『僕はどこでミスったんだ』や柳葉敏郎が演じる樫村部長の『お前、終わったな』というセリフ。さらに樫村は過去に女性問題があったらしいというシーンなど(そういうことがあっても大丈夫という意味も含んでいるか)。開き直って脚本(福田靖)を変えてきたのかも。視聴率は不倫発覚後の2話より上がって10.3%。皮肉にも突っ込みどころが増えて、さらに面白くなってきたようだ。

*2(2020年2月3日更新):ヤフーニュース(週刊新潮WEB取材班)から引用。

「終わったな」は、あえて不倫騒動の東出にぶつけた台詞なのだろうか。

「実は、第3話までは騒動前に撮影されたものだそうです。ですから、『終わったな』は偶然の産物だったのですが、この台詞に東出が『ボクはどこでミスったんだ!』とつぶやいたのに対して、ネット上では《3年前だろ! 》というツッコミがあふれていました。さすが福田さん、持ってます」

この記事によれば偶然だったとの話だが、「東出は危ない」と噂はあったのでは。その上での脚本だと推測するがどうだろうか。

*3(2020年2月7日更新):前述したヤフーニュースによれば、4話から不倫発覚後の撮影ということになる。東出をイジル演出は相変わらず。視聴率は8.3%と下がったが、普通に面白い。不倫なんてしなければ、次も話題作でいけただろうに。馬鹿な男だね…。

 

*4(2020年3月6日更新):桐谷健太と東出昌大はいいコンビ。その他のキャストもいい味を出していた。散々叩かれたけれど、面白いドラマだったよ。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。