山崎紘菜が『ノーサイド・ゲーム』を経て、ラグビーW杯の波に乗って急浮上!?

女優

『ノーサイド・ゲーム』の番宣を見ていると、さすがに大泉洋は一級のエンターテイナーだと思う。ドラマへの期待は一層高まってきたが、一方で単純に見ていたいのは女優。一番は阿部純子。それ以外では山崎紘菜(やまざきひろな)も気になる存在だ(*4、*5)。

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山崎紘菜はラグビーの宣伝役?

役柄は主人公、君嶋隼人(大泉洋)と同じトキワ自動車に勤務する中本理彩。あまりラグビーに関心がない女性らしい。僕自身がラグビーに興味がないので知らなかったが、山崎紘菜はラグビー関係のイメージキャラクター(モデル)をやっているようだ。実際には演じる役柄とは正反対のラグビー好き。ラグビーを盛り上げる役割で『ノーサイド・ゲーム』に送り込まれたのかもしれない。


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ラグビーW杯の放映権は日本テレビが保有

さらに山崎紘菜について調べていったら、ある疑問にぶちあたった。9月20日から開催されるラグビーワールドカップの放映権は日本テレビが保有している。『ノーサイド・ゲーム』はTBS。本来であれば、日本テレビでドラマを制作して、ワールドカップにつなげていくのが普通の流れだ。

TBSでのドラマ化は池井戸先生の意向?

キーマンは原作者の池井戸潤だったのではないだろうか。ドラマ化された原作はほとんどがヒット。大当たりは『半沢直樹』(2013年)で、近作では『下町ロケット』(2015年/2018年)もある。ヒット作はTBSに集中し、すべては『ノーサイド・ゲーム』にも関わっている伊與田英徳プロデューサーが手掛けた作品。演出も同様で、すべてが福澤克雄。さらに福澤克雄は元ラグビー選手。池井戸先生の意向でドラマは信頼と実績があるTBSでやろう、ということになったのではないだろうか。

山崎紘菜の飛躍に期待

ただ、この状況は日本テレビとしては面白くない。そこで、日本テレビのラグビー関連番組に出演している山崎紘菜をぶちこんで、自局にもいい影響を及ぼそうとしたのではないかと。まあ、あくまで勝手な妄想だが、何はともあれ山崎紘菜は見たい。もうひとつ女優として伸びてこないので、このドラマからラグビーワールドカップという波に乗って、もう一段階ステージを上げてくれるとファンとしてはうれしいけれど…(*1、*2、*3、*6)。

*1(2019年7月8日更新):1話はつまらない脇役という感じだった。まさか阿部純子の引き立て役で終わるということはないよな…。

*2(2019年8月13日更新):5話まで終了。背が高くて華やかさがあるので画面に映れば目立つけれど、相変わらず役柄の重要度は低い。何かモヤモヤするな…。

*3(2019年8月20日更新):6話は3人娘がアストロズの練習試合を観戦していた。ラグビー好きがラグビーのルールを知らないふりをする演技。最後は笑顔を見せて拍手をしていたので、7話ではラグビー好きになっているのかも。出演シーンが増えてきてファンとしてはうれしいが、相変わらずのつまらない役柄だ。

*4(2019年9月8日更新):以前から山崎紘菜と阿部純子が似ているということで話題になっているようだが、間違えるほど似ているかな…。目力の強さは似ている部分を感じるが、醸し出している雰囲気は違う。いまのところ女優としては阿部純子が一歩リード。ただ、山崎紘菜は大物感がある。いつそれが出てくるか、あるいはそのままか。少なくとも『ノーサイド・ゲーム』では難しそうだ。

*5(2019年9月8日更新):今日、この記事へのアクセスが多いなあと思って調べたら、上白石萌音とのW主演映画『スタートアップ・ガールズ』の舞台挨拶があったんだね。意外だったのが山崎紘菜の知名度。長澤まさみの後継者候補なのに、まだそれほど知られていない様子。ただ、検索されるからには関心が高いということ。いままさに、スターへの階段をのぼっているところか。

*6(2019年9月16日更新):最終回を見た。山崎紘菜はアストロズとサイクロンズの試合を観戦する客席で1回映っただけ。スケジュールが合わなかったのか、引きのシーンでは映ってないことがわかってしまった(松たか子も同様)。結局、山崎紘菜は全然重要な役ではなかった。いまはハリウッドデビューする映画『モンスターハンター』(2020年公開)の仕事が忙しいのかな…。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。