『東京独身男子』でバーの美人店員・レイカ役、宮本茉由は将来の主演候補

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『東京独身男子』には大器晩成型の桜井ユキとは真逆で、若くしてスターの階段をのぼりつめそうな女優が出演している。バーの美人店員、吉住レイカを演じる宮本茉由(みやもとまゆ)だ。

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『リーガルV』のワインぶっかけシーンが話題

宮本茉由をドラマで見るのは2作目。初めて見たのはデビュー作『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子』(2018年1)だった。米倉涼子が演じる主人公の天敵、天馬壮一郎(小日向文世)の秘書役。天下のオスカープロモーションに所属する女優だったので気にして見ていた。天馬に頭からワインをかけられるシーン(最終回では報復)は印象に残ったが、中身(=演技力)が伴っていなかった。ビジュアル先行で、とりあえず顔を売るだけの役。主演クラスにのぼりつめる女優ではないと感じた。

2作目にして主演級のオーラを醸し出してきた

しかし、この予想は大きくはずれたようだ。一転して『東京独身男子』のレイコ役は魅力的。バーのカウンターに立ち、照明効果もあってか、とんでもなく輝いて見える。さすがはオスカープロモーションの女優。2作目にして主演級のオーラを醸し出してきた。

髙橋ひかるが成長するまでの柱の一人

今後、宮本茉由はオスカープロモーションにとってどのような存在になるのだろうか。

稼ぎ頭は米倉涼子だ。天性の美貌と才能に加え、絶え間なく努力を続け、芸能界を代表する女優に君臨する女王。しかし、年齢的に考えて現状維持がやっとだろう。

上戸彩や武井咲は結婚で、剛力彩芽は恋愛騒動で失速。大物感たっぷりで登場してきた田中道子は、キャラクター自体は面白いが王道路線で活躍するのは難しそうだ。

本命候補はいま『俺のスカート、どこ行った?』に出演中の髙橋ひかるだと思う。ただ、まだ17歳なので大手事務所の稼ぎを託すのは酷なこと。彼女が大人の女優に成長する間、もう1本の柱としてフォローする存在になれそうなのが24歳の宮本茉由だと思うのだ。

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連ドラの主演は2年後か

『CanCam』の専属モデルだけあってルックスは文句なし。そこに女優のオーラが加わってきた。後は中身だが、芸能界を代表する事務所に所属しているので最低限の力は身に付けるはず。最高の演技者を目指す必要はない。もっとも大事なのは主演のオーラ。先輩の中では武井咲にイメージが近い。『東京独身男子』のレイコ役がハマったので、しばらくはミステリアスなイメージで押していくとよさそうだ。年齢を考慮すれば一刻も早く大きな成果を残したいところ。連ドラの主演は26歳になる2年後あたりか。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。