月9の『海月姫』が低視聴率を驀進中だ。しかし、そんなこととは関係なく、強烈に惹かれるものがある。その理由はストーリー展開ではなくて個性的な登場人物。中でも「まやや」を演じる内田理央(うちだりお)は最高だ。
『海月姫』の泉里香は不発、今後に期待
新垣結衣の後継者、内田理央が『逃げ恥』の第9話から登場
唐突だが『のだめカンタービレ』を思い出した
本日「海月姫」第5話放送です??
本日は15分拡大???
まやや大活躍ですのでぜひぜひぜひ??
ご覧ください????
そして本日も絶賛撮影中でございます??
月海役の芳根京子ちゃんからバレンタインの手作りお菓子を頂きました??
とっても美味です????byスタッフ pic.twitter.com/F4ug8TACOA— 内田理央オフィシャル (@lespros_rio) 2018年2月12日
初めて『海月姫』を見た時は、登場人物たちの奇妙なノリについていけなかった。しかし、慣れてきたら、逆に楽しくなってきた。この感覚は『のだめカンタービレ』(2006年)以来かもしれない。
内田理央には自信のなさを感じてきた
冒頭で触れたように、強烈に惹かれたのがまやや。奇妙な動きに奇怪な声。「誰だ、コイツ?」と思って公式サイトで確認したら何と内田理央。あらためて出演作を調べて思い出してみたが、この変貌を予感させるものはなかった。昨年は『将棋めし』で主演を務めてはいるものの、常に感じてきたのは自信のなさ。一時は新垣結衣の後継者(レプロエンタテインメント)と見ていたが、もう難しいのではと思っていた。
演出の石川淳一が才能を引き出したか
ところが、突然まやや役で覚醒。しかも新垣結衣にはない方向性だ。一体、この変化は何なのか。いろいろと調べた結果、ヒントは石川淳一が演出してきたドラマにあった。以下、一例を挙げてみる。
『リーガル・ハイ』(2012年)の堺雅人
『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年)の杏と長谷川博己
共通しているのは変人で、まくしたてるようなセリフが特徴。石川淳一はそういう演出が得意というか、好きなんだと思う。内田理央はまやや役でそれにハマった。フジテレビのインタビューによれば、前髪で顔を隠しているので思い切ってできたとのこと。ただ、それでも本人に持っているものがなければ表現できない。石川淳一はその才能に気が付き、うまく引き出したのではないかと思う。
内田理央の演技を見るのが楽しみ
今後は普通の状態で思い切った演技ができるかどうか。プレッシャーはかなりあるだろうが、自信を持って伸び伸びとやってほしい。新境地を切り開いた内田理央の演技を見るのが楽しみだ。
(そろそろ露出度が激しい写真集は卒業かな…)
内田理央写真集 だーりおのいっしゅうかん。
この記事を書いている人