『BG~身辺警護人~』が始まった。初回の視聴率は15.7%。とりあえず、合格ラインは越えたと思う。内容的にもなかなか面白い。いろいろと調べてみた結果、木村拓哉主演の連ドラとしては初めてのシリーズ化になるのではないかと感じた。
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『HERO』はただ2回制作されただけ
まず初めに触れておくが、『HERO』は2001年と2014年に放送されている。これは2回制作されただけでシリーズ化とはちょっと違う。イメージはテレビ朝日が得意とする『相棒』や『ドクターX』だ。
シリーズ化の理由は3点
では、どうして『BG』にシリーズ化を感じたのか。理由は次の3点からだ。
・内容が面白い。
・テレ朝が得意とする警察系ドラマ。
・ゼネラルプロデューサーが『ドクターX』と同じ。
木村拓哉が微妙にカッコ悪い
シリーズ化するのだから、内容の面白さは必須だ。初めは徹底的に木村拓哉のクールさを見せるドラマかと思っていた。しかし、意外なことにカッコ悪い部分も見せている。これがいい。
『ロッキー』のワンシーンみたいで笑えた
初回は木村拓哉扮するかつての敏腕ボディガードが現場に復帰する過程が笑えた。身近な道具(公園の鉄棒)でトレーニングしたり、階段をかけあがり、全力で走ったり。まるで映画『ロッキー』のワンシーンを見ているみたいだったからだ。
参考のために『ロッキー』のトレーニングシーンを貼っておく。
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ネット上で突っ込まれて話題になるように仕組んだのではないだろう。その他、工事現場での「もう若くない」というような自虐的なセリフもよかった。実際、木村拓哉も45歳。もう立派なおやじだしね。ただ、少々誤算だったのは木村拓哉の走る姿がカッコ悪かったことか。
最高責任者は『ドクターX』の内山聖子
そして、決め手はゼネラルプロデューサー。『ドクターX』のシリーズ化を成功させている内山聖子が『BG』も手掛けている。これでほぼ確定だろう。
泥臭い木村拓哉に期待
ちなみに第1期の『ドクターX』(2012年)の初回は18.6%。それが昨年の第5期は20.9%に上がっていた。ますます視聴率(リアルタイム視聴)が取りづらくなっている中で、初回15.7%は上出来。すっかりおやじになった、泥臭い木村拓哉に期待している。
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