俳優の次は女優、ということで「旬の女優ランキング2017~2018」を発表していく。詳細な選考基準は俳優編を参照してもらうとして(旬の俳優ランキング2017~2018、トップは竹内涼真)、簡単に説明すれば対象は2018年に主演クラスまで飛躍しそうな女優。早速、紹介していこう。
1位:古畑星夏(21/レプロエンタテインメント)
2位:今田美桜(20/BIGFACE)
3位:土村芳(27/ヒラタオフィス)
4位:吉谷彩子(26/トライストーン・エンタテイメント)
5位:久保田紗友(17/ソニー・ミュージックアーティスツ)
6位:高橋ひかる(16/オスカープロモーション)
7位:大野いと(22/ホリプロ)
8位:竹内愛紗(16/スウィートパワー)
9位:北香那(20/トヨタオフィス)
10位:水上京香(22/トップコート)
( )内は年齢/所属事務所
1位:古畑星夏
1位は古畑星夏(ふるはたせいか)を選んでみた。既に主演映画はあるが、連ドラではまだ助演クラスなので対象とした。とにかく際立つのが顔の美しさ。これだけでモデルが向いていることは想像できるが、きちんと芝居ができることがわかって、さらに興味がわいてきた。印象的だったのは『コード・ブルー』の妊婦役。堂々とした演技で、ただならぬものを感じさせたのだ。まだ連ドラの出演数は少ないが、2018年は主演作が登場すると予想している。
『コード・ブルー』2話で17歳の妊婦役、古畑星夏は新垣結衣の後継者候補
2位:今田美桜
2位は今田美桜(いまだみお)にした。事務所の力が強ければ、1位にしたかったくらいの存在。カワイイ上に見かけによらずナイスバディ。それだけだったら選んでいないが、決め手は『民衆の敵』のデリヘル嬢役だった。政治家役だった高橋一生との微妙な距離感をうまく表現。いい作品に恵まれれば、2018年は大躍進する可能性を秘めている。
『民衆の敵』はつまらないが、莉子役の今田美桜は見ておくべき
『花のち晴れ』で愛莉役、今田美桜は既に主演級の華やかさを備えている
3位:土村芳
3位は土村芳(つちむらかほ)にした。いまやエリートコースである朝ドラ出身の女優。華やかさには欠けるが、演技が抜群にうまい。ベテラン勢にまじっても上位に推せるほどだ。瞬間的にのぼりつめるというよりは、息の長い活躍をする存在だと感じている。
『恋ヘタ』の土村芳が持ち前の演技力で千尋のかわいさを表現
土村芳の初主演ドラマは『GO!GO!フィルムタウン』、残念ながら見られないことが確定
4位:吉谷彩子
4位は吉谷彩子(よしたにあやこ)にした。ドラマの出演数は豊富で、見ている作品もあった。しかし、彼女を認識したのはたった1本。『陸王』の従業員役だけ。初登場時は地味な印象ではあったが、意識して見ていたら、だんだん惹かれてきた。大化けしそうな雰囲気はあるので、2018年も要注目だ。
『陸王』でこはぜ屋の美人従業員・美咲役、吉谷彩子は将来のスター候補
吉谷彩子が『グランメゾン東京』でパティシェの松井萌絵役、強烈な存在感を示すか
ネクストブレイク女優ランキング2020、5位は吉谷彩子
ネクストブレイク女優ランキング2021、6位は吉谷彩子
5位:久保田紗友
5位は久保田紗友(くぼたさゆ)にした。暗い役が目立つので損な印象はあるが、それだけに時折見せる笑顔には惹かれるものがある。まだ10代でなかなかの演技力。『過保護のカホコ』では濃いメイクでセクシーな姿を披露。大人の女性に成長した時(あるいは成長過程で)、そのフェロモンで魅了されそうな雰囲気が漂っている。
『M』はひどすぎて面白い最低なドラマ、久保田紗友はセクシーで最高
久保田紗友が『過保護のカホコ』で糸役、女優としてのステイタスが一気に向上か
ネクストブレイク女優ランキング2021、8位は久保田紗友
6位:高橋ひかる
6位は高橋ひかる(たかはしひかる)にした。唯一見たのは大河ドラマの『直虎』。初登場シーンで心を奪われた。まさに大器という言葉がふさわしい存在。大物を輩出するオスカープロモーションの若手として、2018年は大いに期待できそうだ。
大河ドラマ『直虎』で隠し子の高瀬役、高橋ひかるは未完の大器
電撃結婚で注目はポスト武井咲へ、本命は高橋ひかるか
『高嶺の花』のキャストが粒揃い、注目はコスプレ娘・秋保役の髙橋ひかるだ!!
7位:大野いと
7位は大野いと(おおのいと)にした。深夜ドラマで主演を務めているが(映画も主演はある)、あまり重要な作品ではないので参考外。存在自体は意識していたが、地味な印象がある女優だった。急に気になりだしたのは『新宿セブン』を見てから。まず脚が妙にセクシー。表情も豊かになり、大人の女性に成長して僕のストライクゾーンに入ってきたという感じ。ホリプロの若手として、2018年は話題作に出演して活躍していくと予想している。
大野いとが『同期のサクラ』で演じる隣人の小梅は、サクラの運命を左右する人物
8位:竹内愛紗
8位は竹内愛紗(たけうちあいさ)にした。『明日の約束』でドラマデビュー。既にスターのオーラが漂っていて、見ていてゾクゾクした。デビュー時の桜庭ななみのように感じたが、事務所が同じなので納得。まだ10代なので、あせらずにゆっくりと仕事をこなしてほしいと感じている。
9位:北香那
9位は北香那(きたかな)にした。深夜ドラマの『バイプレイヤーズ』のジャスミン役が話題になっていたが、僕は『貴族探偵』のお嬢様役に惹かれた。うるうるした目が特徴。所属事務所はトヨタオフィス(*1)。先輩の矢田亜希子は完全に失速。夏菜は好きな女優だが、第一線からはずれているいま、事務所が北香那に寄せる期待は大きいと思う。いい作品に恵まれれば、飛躍する可能性は秘めている。
『貴族探偵』の5、6話でお嬢様の弥生役、北香那は矢田亜希子の後継者候補
*1(2019年10月15日更新):現在はアルファ・エージェンシーに所属。
10位:水上京香
10位は水上京香(みずかみきょうか)にした。昨年は1位に推したが、予想は大きくはずれた。ハマった時はいい表情を見せるが、演技にムラがある。基本的に器用な人ではないのだろう。人気タレントを抱えるトップコートの女優であるし、今度こそ活躍に期待している。
以上で女優ランキングは終了。毎年のことながら、女優の選出は楽しいな…。
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