もうドラマファンは『貴族探偵』に興味はないかもしれない。しかし、魅力的なキャストが連続して登場しているので触れておきたくなった(『貴族探偵』の5、6話でお嬢様の弥生役、北香那は矢田亜希子の後継者候補)。7話については、都倉社長(小木茂光)の娘である江梨子を演じた唐田えりか(からたえりか)だ。
「ソニー損保」CMの女の子
一番初めに映った時、あまりのかわいさに驚いた。特に印象的なのは目。その後、何度か登場シーンを見ていく中で顔は覚えていた。
「ソニー損保のCMに出演している女の子か」。
恥ずかしながら、彼女の名前は認識していなかった。それでも顔を覚えていたのは、ソニー損保のCMキャラクターだったからだ。
もともと、このCMは佐藤ありさがイメージキャラクターになってから注目していた。彼女も凄くかわいかった。ただ、モデルとしてそこそこ活躍していたが、昨年結婚してしまったのでもうタレントとしてのぼりつめることはない(と思う)。その次が瀧本美織。いい流れが続いていることを実感した。瀧本美織は女優としていいものを持っているが、共演者との熱愛報道で完全に失速した。でも、地力はあるのでまだ可能性はあると思っている。
そして、次のイメージキャラクターが唐田えりかだ。というか、前述したように、この時点で名前は認識していなかった。ただ、ソニー損保のCMキャラクーに選ばれるのだから、タレントとしてそれなりのポジションにのぼりつめるのだろうと感じていた。
『こえ恋』に出演
そして、『貴族探偵』で久々に目にすることになった。あらためてプロフィールを調べてみたら、『こえ恋』に出演していることがわかった。このドラマは見ていなかったがキャストが凄いね。
主演は永野芽郁(旬の女優ランキング2016~2017、5位は永野芽郁)。その他、主なキャストは竜星涼(『小さな巨人』は刑事で『ひよっこ』は警察官、竜星涼が好青年キャラで開花するか)、大友花恋(旬の女優ランキング2015~2016、7位は大友花恋)、水谷果穂(旬の女優ランキング2016~2017、6位は水谷果穂)、川栄李奈。見ていないのに説得力はないが、ここに名を連ねていたことは重要だと思う。
一線級の女優を輩出するフラームに所属
話を『貴族探偵』に戻そう。初めに厳しいことを書くが、演技力はまだまだ。でも、フラームに所属する女優だから、どこかでブレイクポイントがあると思っている。その根拠は次の通りだ。
フラームに所属する代表的な女優を挙げれば、古くは広末涼子。戸田恵梨香も所属している。僕が大好きな連ドラ、『白夜行』(2006年)で重要な役を演じていた福田麻由子も在籍(その前に出演していた『女王の教室』も代表作。ついでにいえば、その前の『ラストプレゼント』でも存在感は非凡だった)。その他、説明したくなるような女優はまだいるが、決め手は有村架純だ。つまり、フラームは日本の芸能界の最高峰レベルに君臨する女優を輩出する事務所。だから、いま演技が下手でも、いつかは台頭してくると思っているわけ。
次回作はNHKの『ブランケット・キャッツ』
次は6月23日(金)の夜10時からスタートするNHKの連続ドラマ『ブランケット・キャッツ』に佐伯さくら役でレギュラー出演する。主演は西島秀俊で、ヒロインはフラーム所属の吉瀬美智子。つまり、吉瀬美智子のバーター出演だ。でも、このドラマ、見ておいた方がいい。前述してきたように、唐田えりかは未来のスター候補だと思っているから。このドラマで、最低限の演技力だけは身につけてほしいな…。
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