亀梨和也が『ボク、運命の人です。』で演じるキャラクターが魅力的

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『ボク、運命の人です。』は本当にいいドラマだ。3話を終了した時点で、亀梨和也が演じるキャラクターの正木誠に完全にハマってきた。

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まるで水10ドラマのようにレベルが高い

あらためて触れておくが、『ボク、運命の人です。』は日テレの土10ドラマ。まるで同局が誇る水10ドラマのようにレベルが高い。初回を見た時点では木村文乃の魅力について触れたが(『ボク、運命の人です。』の木村文乃が魅力的)、やっぱり主演の亀梨和也は魅力があると感じた。

山下智久や満島真之介が引き立て役

数々の作品で主演を務めてきた山下智久が助演で、主演は亀梨和也。これが逆だったらどうか。想像してみるとわかるが、成立しない(理由は省略)。また、満島真之介は好きな俳優だが(旬の俳優ランキング2015~2016、9位は満島真之介)、完全にここでは引き立て役になってしまっている。亀梨和也は恵まれたジャニーズのタレントではあるが、チャンスをきちんとものにしているということは実力の証でもある。

人間性が滲み出ているのか

ここで演じている正木誠は名前の通り、誠実なキャラクター。不器用だが、あれだけ熱く真っ直ぐにぶつかってこられると、鉄のようにかたい春子(木村文乃)の心も、溶けるようにして穴が開いてくる。結婚相手として「六角形」にはならないが実に魅力的。『怪盗 山猫』の時にも同じように感じたが、こうやって続くと、演技力というよりも人間として持っているものが表れているような気がしてきた。亀梨和也自身はとてもクールなように見えるが、本当はどうなのだろうか。

新たな代表作になることを期待したい

もう31歳になったんだね。活動の母体は壊れたままだけれど、いい仕事をしている。何とか二桁の視聴率をキープして(スポンサー獲得のためには重要なこと)、『ボク、運命の人です。』が亀梨和也の代表作の1本として加わってくれるといいな…(*1)。

*1(2017年5月1日更新):3話の視聴率は9.2%だった。まだ、平均で二桁はキープしているけれど、このままだと危ないかな…。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。