いま注目の俳優といえば、大谷亮平(おおたにりょうへい)だ。先日『奪い愛、冬』が終了したばかりだが、今度は3月17日(金)夜9時から放送される日本テレビの特別ドラマ『北風と太陽の法廷』に出演する。ひとまず、簡単に作品紹介から始めていこう。
波瑠が演じる主人公の上司役
キャスト:波瑠、岡田将生、大谷亮平、山本裕典、川島海荷、中原丈雄、高橋ひとみ、温水洋一、内田理央、伊藤麻実子、朝倉えりか、迫田孝也、島丈明、宮地真緒、竹財輝之助、田中レイ、大島蓉子、八嶋智人、キムラ緑子、市村正親
脚本:横田理恵(『花咲舞が黙ってない』シリーズ)
チーフプロデューサー:伊藤響(『東京タラレバ娘』『スーパーサラリーマン左江内氏』『家売るオンナ』『怪盗 山猫』)
プロデューサー:鈴間広枝(『東京タラレバ娘』)
、高石明彦(『聖女』『サマーレスキュー~天空の診療所~』)
演出:佐久間紀佳(『家売るオンナ』『花咲舞が黙ってない』シリーズ)
主演は波瑠と岡田将生。波瑠はゴールドウイング法律事務所に所属する百戦百勝の冷徹弁護士で、恋愛アレルギーの櫻川風香を演じる。大谷亮平は彼女の上司でパートナー弁護士の五十畑光一郎に扮する。いまこの記事を書いている段階で放送まで1週間を切ったが、ドラマの公式ツイッターに大谷亮平に関する具体的な情報はない(一方で彼の公式インスタグラムには、それらしき画像はアップされている)。とても不思議。何か彼に関して、特別な仕掛けでもあるのだろうか(*1)。
『北風と太陽の法廷』は連ドラ化されない
ところで、『奪い愛、冬』の放送前、大谷亮平の2017年春クールは日本テレビの作品になると予想したことがある(大谷亮平が『奪い愛、冬』に出演、今度は強引な男で魅了!?)。一応、放送局は的中したが、『北風と太陽の法廷』は特別ドラマ。キャストやスタッフがしっかりしているので連ドラ化の可能性を探ってみたが、いまは「ない」と断言しておく。それは脚本家の横田理恵が手掛けた連ドラから推測した結果だ。
彼女は『花咲舞が黙ってない』シリーズが当たり、それ以前には『ごくせん』シリーズも手掛けた人気脚本家だ。ただ、すべての連ドラに原作がある点が特徴。『北風と太陽の法廷』はオリジナル脚本なので、連ドラ化の可能性は限りなく低いと予想したわけ。
朝ドラ出演の可能性について
そうなると、気になるのが大谷亮平の次の連ドラだ。ここで、あらためて出演歴を振り返ってみる。
フジテレビ『ラヴソング』(2016年春)
TBS『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年秋)
テレビ朝日『奪い愛、冬』(2017年冬)
日本テレビ『北風と太陽の法廷』(2017年春)
主要民放局で残っているのはテレビ東京だが、彼みたいな旬の俳優が出ることはないだろう。そうなると再び順番的にはフジテレビ。しかし、いまは人気急上昇中で大事な時なので、絶不調のフジテレビに出たくはないはず。そこで予想されるのがNHKの朝ドラだ。
将来的には大河ドラマへ出演か
いまはNHKの朝ドラで知名度を上げて、民放の連ドラで活躍するというひとつの流れがある。大谷亮平自身は大河ドラマに出演したいようなので、まずは敷居が低そうな朝ドラに出演し、NHKと良好な関係を築いておくという流れが想定される。最近では同じ事務所のディーン・フジオカが、『あさが来た』(2015年)に出演した例がある。
候補は『わろてんか』
そこで具体的な作品。2017年4月3日からスタートする『ひよっこ』は既に主要キャストが決まっているので、候補は10月2日から放送される『わろてんか』。先日、ヒロインが葵わかなに決まったばかりだ。NHKのサイトに出演者の発表は3~4月と告知されているのでそろそろ。大谷亮平はこのエリートコースを歩んでいく可能性があると予想しているがどうだろうか…。
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公式サイトに掲載されていない追加キャスト。高木里代子は見たいね。
*1(2017年3月20日更新):大谷亮平の出演シーンは少ししかなかった。スケジュールが合わなかったのかな。役柄は魅力的だったけれど演技が下手。コメディは演じるのが難しいので、演技力の低さがわかってしまった。もう少し経験を積まないと大役を務めるのは難しいな…。
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