TBSの火曜夜10時から放送されている『逃げるは恥だが役に立つ』の好調ぶりを受けて、早くも気になるのが2017年冬クールにスタートする同枠の新作だ。タイトルは『カルテット』。もっとも注目したいキャストは吉岡里帆(よしおかりほ)だ。
吉岡里帆なりに見せた『カルテット』の5話、後半は魔性の部分に期待
高橋一生が『カルテット』でまた変わり者の役、吉岡里帆とのからみに期待
旬の女優がTBSの連ドラに登場
このサイトで彼女の紹介をするのは3度目になる。
『ゆとりですがなにか』で佐倉悦子役、吉岡里帆は個性派女優として開花!?
吉岡里帆が『レディ・ダ・ヴィンチの診断』で研修医、その大物感に注目
『ゆとりですがなにか』は日本テレビで『レディ・ダ・ヴィンチの診断』はフジテレビ。あらためて思うのは、やっぱりいまのフジテレビは何かが足らない。吉岡里帆という旬の女優をうまく使いきれていないのだ。そして、今度はTBS。総体的にTBSは連ドラの質が高い上に、『逃げるは恥だが役に立つ』を受けての注目の放送枠。今度こそ吉岡里帆の魅力が引き出されそうだ。
脚本は坂元裕二のオリジナル
ひとまず、作品データを挙げておこう。
キャスト:松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、吉岡里帆
脚本:坂元裕二(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『問題のあるレストラン』『Woman』『最高の離婚』『それでも、生きてゆく』)
演出・チーフプロデュース:土井裕泰(『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』、映画『ビリギャル』)
プロデュース:佐野亜裕美(『99.9』『ウロボロス』)
内容は音楽家の4人を中心に展開するラブサスペンス。数々の名作を世に送り出してきた脚本家、坂元裕二の新作(オリジナル)となる。演出家兼チーフプロデューサーの土井裕泰も同様に多くの名作を手掛けてきた人物。まず、内容的にコケることは考えられない(視聴率は別)。
吉岡里帆ファンは永久保存版の用意が必須か
このように安定感があるキャストとスタッフに囲まれて、吉岡里帆は元地下アイドルでライブレストランの従業員、来杉有朱を演じる。魔性の女という設定らしいから、これまでの連ドラでは見られなかった彼女の色っぽさ(華奢な体に反していい体)が堪能できると思う。それも内容的な質の高さを伴った上で。気は早いが、何らかの事情で『カルテット』のDVD&ブルーレイが発売されないケースがあるかもしれないし(最近では『仰げば尊し』、坂元裕二の作品では『太陽と海の教室』がその一例)、吉岡里帆ファンはいまから永久保存版(録画)の用意をしておいた方がいいかも。
この記事を書いている人