旬の女優ランキング2016~2017、トップは水上京香

女優

2015年から始めた「旬の女優ランキング」の選出。1位には当時はまだ助演クラスだった(連ドラで)黒島結菜を選び、翌年には『時をかける少女』で主演を務めるにまで至った。こういうイメージの女優がこのランキングの対象だ。では、早速「旬の女優ランキング2016~2017」を発表していこう。

1位:水上京香(21/トップコート)
2位:山崎紘菜(22/東宝芸能)
3位:吉岡里帆(23/エーチーム)
4位:大友花恋(17/研音)
5位:永野芽郁(17/スターダストプロモーション)
6位:水谷果穂(19/研音)
7位:真野恵里菜(25/ジャストプロ)
8位:八木莉可子(15/エイジアクロス)
9位:内田理央(25/レプロエンタテインメント)
10位:新木優子(23/スターダストプロモーション)
( )内は年齢/所属事務所

1位:水上京香


<デジタル週プレ写真集> 水上京香「あらたな光華」 週プレ PHOTO BOOK

1位は2015年の黒島結菜に比べると少し悩んだが、水上京香(みなかみきょうか)にした。公式に発表されている2016年の連ドラ出演は『仰げば尊し』のみ。これだけで1位に選ぶのは大きな賭けだった。しかし、彼女にはスターになるキーワードが揃っている。

・勢いがあるトップコートに所属(*1)。
・連ドラ最高峰のTBS日曜劇場に出演。

さらに出演シーンを見て、癖のない顔立ちや佇まいから国民的スターになりそうな奥深さを感じた。本当のブレイクは2018年かもしれないが、いまから注目しておくべき存在だと考えて1位に選出した。

*1(2020年9月8日更新):少し前に知ったが、8月31日でトップコートを辞めてしまった。一体、何があったのか。最近では『探偵・由利麟太郎』のホステス役がよかっただけに残念。フリーで活躍していくのは難しいと思うが、女優としていい面が出てきていたので頑張ってほしい。

『仰げば尊し』で地味なメガネの女子生徒役、水上京香の将来が楽しみ
水上京香が『左江内氏』の7話にひっそりと出演
水上京香が『探偵・由利麟太郎』の2話でホステス役、妖艶な姿を見るのが楽しみ

2位:山崎紘菜

2位は山崎紘菜(やまざきひろな)にした。ポスト長澤まさみの筆頭。駆け出しの頃の長澤まさみと同様に、演技力はまだまだ。しかし、スケールの大きさを感じさせる上に、女性としてどんどん魅力的になっているので2位にした。1位との差はきつい顔立ちなので万人に好かれるとは思えない点だ(僕はそこが好きなんだけれど)。

山崎紘菜が『ノーサイド・ゲーム』を経て、ラグビーW杯の波に乗って急浮上!?
『カインとアベル』では片思いの同僚役、未完の大器・山崎紘菜に注目

3位:吉岡里帆

3位は吉岡里帆(よしおかりほ)にした。まさに2016年は大活躍の年だった。普通に振り返れば1位は彼女だろう。しかし、出演作を見て感じたのは華が足りないこと。ビジュアル的に優れた女優はたくさんいるので、今後は演技力で勝負していった方がいいと思う。2017年の1月から放送される『カルテット』はもちろん楽しみだが、コメディエンヌとしての資質も高そうなので、その辺りの役にも期待している。

『ゆとりですがなにか』で佐倉悦子役、吉岡里帆は個性派女優として開花!?
吉岡里帆が『レディ・ダ・ヴィンチの診断』で研修医、その大物感に注目
『カルテット』では元地下アイドルで魔性の女、吉岡里帆の色気が炸裂か!!
吉岡里帆なりに見せた『カルテット』の5話、後半は魔性の部分に期待
『ごめん、愛してる』でヒロインの三田凛華役、吉岡里帆が演技派として突き抜けるか
『ごめん、愛してる』の6話、ようやく吉岡里帆の魅力が溢れ出てきた
吉岡里帆の連ドラ初主演作『きみが心に棲みついた』は心配

4位:大友花恋

4位は昨年の7位からランクアップ、大友花恋(おおともかれん)にした。2016年は決して作品に恵まれているとはいえなかった。しかし、研音の所属女優なのでいつかはブレイクポイントがやってくると思っている。事務所は違うが、勝手にポスト石原さとみと位置付けている存在だ。

5位:永野芽郁

5位は2015年の時点で気になりながらも落とした永野芽郁(ながのめい)をランクインさせた。既に『こえ恋』で主演を務めているが、マイナーなテレビ東京の連ドラなので本当のブレイクはこれから。一線級の女優を数多く輩出するスターダストプロモーションが、2017年は積極的に彼女を売り出しにかかってくると予想している。

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で介護士役、永野芽郁が気になる
永野芽郁が『左江内氏』の8話にスーパーウーマン役で出演、裏は『アナ雪』だが視聴率は上がる?

6位:水谷果穂

6位は水谷果穂(みずたにかほ)にした。2015年に出演していた佳作『ナポレオンの村』で注目していたが、主演クラスになるまでは時間がかかると思っていた。しかし、2016年の『スニッファー 嗅覚捜査官』ではそれまでの清楚なイメージから一変。女っぽさが増していて驚かされた。相変わらず演技力はまだまだだが、2017年ではヒロインくらいの存在にはのぼりつめそうな気がしている。

『ナポレオンの村』で市役所の職員役、水谷果穂の今後が楽しみ
『スニッファー 嗅覚捜査官』で娘役、水谷果穂がいい女に変貌
セクシーなエリィが見たいのに水谷果穂は『凪のお暇』で中途半端な出演、朝ドラが忙しい?

7位:真野恵里菜

7位は真野恵里菜(まのえりな)にした。あえてピックアップするまでもない知名度を誇る存在だが、まだ民放連ドラの中心にはいないのでランクインさせた。2017年は『逃げるは恥だが役に立つ』に出演していた役者が活躍していくと予想しているが、彼女もその一人。

『逃げ恥』でやっさん役、真野恵里菜は色っぽくていいね

8位:八木莉可子

8位はバリバリの新人、八木莉可子(やぎりかこ)にした。連ドラの出演は『時をかける少女』のみで、まだ演技をしているというレベルではない。しかし、新人女優の登竜門で知られるポカリスエットのCMに出演し、スターの輝きを放っている点は見過ごせなかった。はまれば一発あるという予感。事務所の先輩である水原希子の存在も好影響を与えると考えている。

9位:内田理央

9位は昨年の8位からランクダウン、内田理央(うちだりお)にした。ポスト新垣結衣の候補。2016年は大きな飛躍を期待していたが、思ったより伸びてこなかった。それでも2017年は連ドラの主演作はあると思う。事務所が彼女に力を入れているのをひしひしと感じるからだ。ルックスはいいので、後は場数を踏むだけか。

新垣結衣の後継者、内田理央が『逃げ恥』の第9話から登場
内田理央が『海月姫』のまやや役で覚醒、次回作が楽しみ

10位:新木優子

10位は悩んだ末にギリギリで新木優子(あらきゆうこ)をランクインさせた。2016年は話題作『家売るオンナ』に出演。ところが、せっかくのチャンスだったにもかかわらず、いい面は見せられずに終わっていた。あの大根ぶりは先輩である北川景子の若い頃を彷彿させる。しかし、名門スターダストプロモーションの所属女優だ。2017年にどう化けるかわからないので再度期待してみた。

『CRISIS』で元ハッカー役、一皮むけた新木優子が見てみたい
新木優子が急成長、『コード・ブルー』の初回で早くもスターの存在感を見せる

以上、これでランキングの詳細は終了。2015年は豊作だったけれど、2016年は主演クラスに飛躍しそうな女優が少なくて、10人を選び出すのに苦労したな…。

(関連記事)
旬の俳優ランキング2016~2017、トップは大谷亮平
旬の女優ランキング2015~2016、トップは黒島結菜

この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。