二桁の視聴率を維持する『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』に、将来の主演候補が出演している。印刷会社の営業、正宗信喜を演じる杉野遥亮(すぎのようすけ)だ。
いまはまだ目立たない存在
『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』は他のキャストがかすんでしまうくらいに石原さとみが女優力を炸裂させている。そんな現場でキャリアの浅い新人が存在感を示すのは困難だ。ただ、いまは目立っていないが、杉野遥亮に注目したいのはスターになるキーワードが揃っているからだ。
成宮寛貴や松坂桃李のレベルには近付けるか
所属事務所はトップコート。俳優では成宮寛貴が活躍し、ここ数年は松坂桃李が柱になりつつある。そして、いまは菅田将暉が大ブレイク中。そんな先輩達に続けとばかりに、21歳の杉野遥亮はこの話題の連ドラへキャスティングされた。ドラマの彼を見ている限りでは、菅田将暉を越えられるとは思わない。しかし、成宮寛貴や松坂桃李のレベルには近付けるような気がする。
映画の公開で人気に火が付くか
いまは様々な現場で、大先輩に囲まれてあらゆるものを吸収している段階。おそらく本格始動は来年だろう。アーティストのGReeeeNを題材にした映画『キセキ -あの日のソビト-』が2017年1月28日から公開。主演は松坂桃李と菅田将暉で、杉野遥亮は出演のみならずグリーンボーイズというユニットのメンバーとして2017年1月24日にCDデビューもする。この前後でメディアへの露出は激増するだろう。ドラマは真面目臭い好青年の役で面白みに欠けるが、映画はアーティストの役だけにガラッと雰囲気は変わるはず。杉野遥亮の今後の活躍に注目だ。
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