『カインとアベル』の話題の中心は山田涼介で間違いない。その一方で個人的に気になっているのは柴田ひかりを演じる山崎紘菜(やまざきひろな)だ。
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東宝芸能の金の卵が表舞台に登場
現在22歳。山崎紘菜は長澤まさみが所属する東宝芸能の若手女優だ。映画ではそこそこのポジションにおさまっているが、連ドラではまだ端役止まり。『監獄学園』(2015年)の出演時、彼女には注目していたが(『監獄学園』で裏生徒会の会長役、山崎紘菜には大物感が漂う)、あくまで深夜枠のドラマ。いよいよ未完の大器が表舞台に登場してきたというのが僕の印象だ(いまの月9はちょっと存在価値が低いけれど)。
長澤まさみクラスの輝きが見られるか
設定は山田涼介が演じる高田優の同期で片思いの役。ストーリー的には結ばれないと思うが、主演と接点が多そうな位置にいるので注目度は高い。果たして長澤まさみクラスの輝きがここで見られるだろうか(*1)。今日の放送が楽しみだ。
*1(2016年10月18日更新):『カインとアベル』の初回視聴率が発表された。何と月9初回ワーストの8.8%。ここまで数字を落とすとは、想像できなかった。ちょっと内容が物足りないかなあ。でも、山崎紘菜は粗削りながらかなり魅力的。回を追うごとに役柄をつかんでよくなりそうな雰囲気はするので、彼女を見るだけでも楽しみだね…。
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