西島秀俊が主演を務めるフジテレビの連続ドラマ『無痛~診える眼~』が10月7日(水)の夜10時から放送される。視聴率は苦戦が予想されるが、南サトミ役の浜辺美波(はまべみなみ)には注目しておきたいところだ。
『無痛』の裏は脚本・遊川和彦の『偽装の夫婦』
裏番組は主演が天海祐希で、脚本が『家政婦のミタ』(2011年)の遊川和彦とのコンビで送る『偽装の夫婦』(『偽装の夫婦』で宅配業者役、工藤阿須加の成長力に期待)。ただでさえ、この放送枠は日本テレビが強いのに、今回は最終回の視聴率で40.0%(平均25.2%)を記録した『家政婦のミタ』の再来を狙っている雰囲気がする。とてもじゃないが『無痛~診える眼~』に勝ち目はない。しかし、視聴率が低く一部でしか話題にはならなくても、浜辺美波については早く触れておいた方がいいと思ったから取り上げることにした。
浜辺美波は長澤まさみが所属する東宝芸能の若手
浜辺美波が所属する事務所は東宝芸能である。稼ぎ頭は長澤まさみ。まだ15歳と若いが、当然ポスト長澤まさみの一人として期待は担っているはずだ。その一方で、同事務所ならば色気がある山崎紘菜の方がタイプで、長澤まさみの後継者は彼女だと思っている(『監獄学園』で裏生徒会の会長役、山崎紘菜には大物感が漂う)。ただ、日本の若い男は浜辺美波のようなかわいいタイプの方が好きだろう。前述したように『無痛~診える眼~』は低視聴率を予想しているため(*1)、ここで浜辺美波が大ブレイクすることはないと思っている。しかし、ひょっとしたらひょっとするのだ。
浜辺美波はめんま役が印象に残った
浜辺美波が話題になったのはNHK連続テレビ小説『まれ』への出演。最近ではフジテレビで放送された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のドラマ版で重要な役どころである本間芽衣子(めんま)を演じていた。
浜辺美波は連ドラの主演候補
浜辺美波はロリっぽい感じなので、まだ僕のストライクゾーンには入ってこない。しかし、演技力が高いことはわかった。『無痛~診える眼~』では鬱(うつ)や強迫性障害などの精神障害を抱え、教師一家殺害事件の容疑者という難しい役を演じる。おそらく自然に役柄に溶け込み、いままでとは違う面を見せてくるとは思う。また、映画『ビリギャル』の有村架純ほどの衝撃度はないが、金髪姿も話題にはなるだろう。好き嫌いは別として、連ドラの主演候補であることは間違いない。『無痛~診える眼~』で浜辺美波の別の引き出しを感じとってみたい。
*1(2015年10月16日更新):『無痛~診える眼~』の初回視聴率は11.6%だった。ちなみに裏の『偽装の夫婦』は期待ハズレの14.7%。なかなか健闘したね。女性ファンにしてみれば、とりあえず西島秀俊が主演だから初回くらいは見てみようかというところだったのか。
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