『監獄学園』で裏生徒会の会長役、山崎紘菜には大物感が漂う

女優

ひとつ前の記事で『監獄学園-プリズンスクール-』には将来を有望視されるキャストが揃っていると紹介した(『監獄学園』で生徒役、新木優子の将来が楽しみ)。一応、主演は中川大志なのだが、実質的というか主演を喰ってしまいそうなのが山崎紘菜(やまざきひろな)だ。

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山崎紘菜は長澤まさみの後継者

ここでは理事長(高嶋政宏)の娘であり千代(武田玲奈)の姉、裏生徒会の会長、栗原万里を演じる。カリスマ的な存在なのでキャラクター的にも注目されることは必至だ。

山崎紘菜の事務所は長澤まさみが在籍する東宝芸能である。長らく長澤まさみの後継者は出てこなかったが、山崎紘菜は現時点で何人かいる中の筆頭候補であると見ている(顔や雰囲気も似ている)。

長澤まさみはデビュー間もなくして映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』(2004年)が成功を収めたためか、長い間清純派の呪縛にとらわれすぎていたと思う。その後、話題作には出演するものの、女優として突き抜けてくるものがなかった(僕は好きだったけれど)。何とか映画『モテキ』(2011年)で開眼するも現在28歳。その間、新進気鋭の女優が次々と登場してきて第一線でいることが困難になってしまった。そんな苦い経験からか、山崎紘菜には若い内から伸び伸びとやらせているような印象を受ける。

三池監督の映画への出演は貴重な経験


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デビューしたばかりの身でありながら、鬼才・三池崇史監督の映画『悪の教典』(2012年)に出演し、『神さまの言うとおり』(2014年)ではヒロイン。『神さまの言うとおり』の公開当時は次世代のスター候補であった福士蒼汰にスポットライトが当たっていたが、山崎紘菜も海外の映画祭を渡り歩き、20歳そこそこで貴重な経験をしたと思う。

東宝芸能は早くから山崎紘菜を鍛え上げている

『監獄学園-プリズンスクール-』では『神さまの言うとおり』で演じた金髪女子高生を彷彿させる強気なキャラクター。ぬるかった若き日の長澤まさみと比較して、東宝芸能は早くから山崎紘菜を鍛え上げているようで期待の高さが感じられる。

冒頭でリンクした記事にも触れたが、『監獄学園-プリズンスクール-』の映画化もあるのではと予想したのは東宝芸能のスター候補である山崎紘菜が重要な役を担っていることも背景にある。山崎紘菜には長澤まさみ以上の大物感が漂っている。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。