『きょうは会社休みます。』の玉木宏、やっぱり主演級の存在感

俳優

原作の設定はさておき、玉木宏が『きょうは会社休みます。』の主演ではないと知った時、影響力が落ちたのかと感じた。しかし、実際見てみると、W主演といってもいいくらいの存在感。さすがは数多くの主演作を持つ俳優だ。

『鹿男あをによし』のコンビ


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二人の登場シーンを見ていたら、何やら見たことがあるような感覚にとらわれた。おそらく、フジテレビで放送されていた連続ドラマ『鹿男あをによし』(2008年)での共演がダブったのだろう。

『鹿男あをによし』でも感じたが、玉木宏と綾瀬はるかの相性はいい。いや、正確にいえばキャラクター設定が合うというべきか。例えば、『のだめカンタービレ』(2006年)の上野樹理も同様だ。ちょっと奇妙な行動をとる女性と細かいことに気を配りそうな男性。後者を玉木宏がきちんと演じているから、面白い関係が成立するのだ。

青石花笑は結婚しない?

ところで、青石花笑(綾瀬はるか)と朝尾侑(玉木宏)の今後はどうなるのであろうか。ほとんど原作については知らないが、ここでは恋愛の駆け引きやキャストの重要度で考えてみる。

現実的に考えれば、大学生である田之倉悠斗(福士蒼汰)との結婚はあり得ない。無難にいけばイケメンで高収入の朝尾とゴールインする可能性の方が高い。しかし、玉木宏と綾瀬はるかが演じるキャラクターが幸せになるなんて、あまりに普通すぎてつまらない。

結論は誰ともゴールインしない。

もっといえば、視聴率的に成功しそうなので、結論は『きょうは会社休みます。』の続編へ持ち越し。もしくは映画化されて、そこでゴールインするかもしれない。

福士蒼汰の人気度合いで結論は決まるか

そして、結論を先送りにすれば、田之倉が社会に出ることになる。そこに俳優としてのステイタスが上がっているであろう福士蒼汰が加わる。その時、玉木宏との力関係や影響度が考慮されて結論は決まるはずだ。ということで、かなり妄想が入った恋の行方。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。