シシド・カフカは『ファーストクラス』のキーパーソン、破壊力のあるキャラに注目

女優
カフカナイズ(外付け特典なし)

 
10月からスタートするフジテレビの連続ドラマ『ファーストクラス』は、放送時間が深夜帯から水曜夜10時台に移ったということもあり、キャストが大幅にパワーアップしている。特に女優の演技は強烈だろう。そのような中、異彩を放っているのがミュージシャンでモデル、ちょっと栗山千明似のシシド・カフカだ。

『ファーストクラス』の公式サイトには、本作で女優デビューと記載されている。しかし、調べてみたところ『愛を歌うより俺に溺れろ!』(2012年)という映画への出演歴があった。ただ、この時は「シシド」としてクレジットされているので、確かに「シシド・カフカ」では初めてとなる。

それにしても、どうして女優なのだろうか(*1)。ざっと見たところ事務所(インペリアルレコード)の所属アーティストに女優はいない。一方、『ファーストクラス』のプロデューサー(浅野澄美)も異色のキャストを抜擢する人ではない。ただ、調べる過程でわかったことは、

「歌手としてあまり売れていない」

という事実。これが背景にありそうだ。様々なタイプの仕事をこなす中で、女優という選択肢も模索していたのだと思う。確かにミュージックビデオを見てみると、ビジュアル的には惹かれるものがある。ソニー「ウォークマン」のCMなんかも最後に数秒映るだけだが、抜群にいい表情をしている。これだけ個性的なキャラクターである。音楽の世界で成功しないからといって、簡単に消えてしまうのはもったいないわけだ。演技を見ていないので断定はできないが、女優はいい選択になりそうな気がする。

さて、気になるのはその役柄。あの川島レミ絵(菜々緒)が頭が上がらないという猟奇的な姉に扮する。ズバリ、『ファーストクラス』のキーパーソンはシシド・カフカで決まりだ。彼女が演じるキャラクターの破壊力が増せば増すほど視聴率もアップ!?

 

*1(10月13日更新):9月30日にシシド・カフカがエイベックスの新セクション「JUSTA MUSIC」への移籍を発表していた。エイベックスつながりなら女優への移行もスムーズ(沢尻エリカはエイベックス・ヴァンガードに在籍)。あくまでミュージシャンが本業だけれど、女優はいけそうだったら突き進むのかなあ。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。