『昼顔』で確かな存在感、斎藤工は次のドラマで主役か

俳優

『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の視聴率が安定している。初回13.3%から始まり、13.5%→12.0%と推移。視聴者が離れない理由としては、巧みな心理描写に加え、中心キャストがきちんと魅力的に映っていることが考えられる。注目していた斎藤工もテーマに沿う形で色気があり、想像以上にいい感じだ。

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抑えた感じがいい

これまでは演じていた役柄もあると思うが、暑苦しいイメージがあった(よくいえば情熱的)。しかし、今回は抑えた感じがいい。俳優としての奥深さや余裕すら感じさせる。

光に艶があり、濡れたような映像感が魅力

これは演出(西谷弘ほか)や撮影(長谷川諭)による影響も大きいだろう。特に撮影に関しては、光に艶があり、しっとりと濡れたような映像感がテーマに合っている。

『昼顔』は斎藤工の代表作になる

最終的に笹本紗和(上戸彩)と北野裕一郎(斎藤工)は燃え上がってしまうのかもしれない。しかし、ここまでの内に秘めた描写は想像力をかきたてられるようで好きだ。『昼顔』は間違いなく斎藤工の代表作になる。そして、この存在感が示せれば、次のドラマでは主演の可能性は十分にある(早ければ2015年冬クール)。ただ、監督志向もある人だから、最終的な方向性はわからないけれどね…。

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この記事を書いている人

シュン(@shundrama)。ドラマ好きなおやじ。これからブレイクする俳優や女優を見つけることをライフワークとしている。