綾瀬はるかの強運はまだ続く、『義母と娘のブルース』は久々の良作か


第1話 33才独身部長女子が突然の義母宣言!?私は貴女に就職します!!
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大好きな女優でもバリバリの主演クラスになってしまうと、冷めてしまうところがある。いまの綾瀬はるかはそういう存在。近年の主演作で好きだったのは『きょうは会社休みます。』(2014年)で、その後は不発。だから『義母と娘のブルース』もあまり期待していなかった。実際、初回の感想は「一風変わったコメディか」といった程度。ところが、ある段階から感動し始め、良作の予感に期待が高まってきたのだ。

良作の完成に向けた綾瀬はるかつながり

強く感じるのが、良作の完成に向けて綾瀬はるかを中心とするいい意味でのつながりが見えていること。以下、一気に紹介してみる。

おばちゃん役の麻生祐未、PTA会長役の奥貫薫とは傑作『白夜行』(2006年)で共演。それぞれの立ち位置はだいぶ変わったが、知った者同士の微笑ましい関係を感じる。サプライズで武田鉄矢が出てきたら盛り上がりそうだ(山田孝之はテレ朝の主演作が放映中なのでないだろうな)。

良一(竹野内豊)の上司役、浅野和之とは『きょうは会社休みます。』で共演。それ以上に深刻な病が背景にあることから、彼が出演していたこれまた傑作の『僕の生きる道』(2003年)を思い出す。後半では感動の名シーンが用意されているのではないかと期待してしまうのだ。

スタッフは森下佳子が『天皇の料理番』(2015年)、『JIN -仁-』シリーズ(2009年/2011年)、『白夜行』を手掛けた脚本家。これらを演出したのが平川雄一朗。主題歌を歌っているMISIAは『JIN -仁-』シリーズをヒット作へ導いたアーティスト。

このように、『義母と娘のブルース』は実績を残してきたキャストやスタッフが、綾瀬はるかを温かく、そしてがっちりと囲んでいるように感じる。芸能界で成功してきた綾瀬はるかの強運はいまだ健在なのだ。

佐藤健の役が気になる

最後に転職ばかりのダメ男役、佐藤健について。平均14.9%の視聴率を記録した『天皇の料理番』では主演。実績を残してきた俳優が、このまま意味不明な役で終わるとは全然思っていない。とんでもないサプライズがあるのではないか。明日放送の6話では素性がわかるようなので視聴率は一気に上がりそう。『義母と娘のブルース』は2018年夏クールでもっとも目が離せないドラマになった。初回で見限って録画を消してしまったことをとても後悔している。いまから再放送を熱望!!

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