時任三郎が『過保護のカホコ』で新境地、加穂子を温かく見守るパパ役が素敵

地味な存在ではあるが、『過保護のカホコ』を語る上で欠かせないのが、加穂子のパパを演じている時任三郎(ときとうさぶろう)だ。

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『ふぞろいの林檎たち』が忘れられない


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俳優生活37年の大ベテラン。いま「時任三郎」で検索してみると、出演作では『海猿』が目立つ。実際、公式サイトのプロフィールにも代表作として掲載されているし、世間の認識は『海猿』なのだろう。ただ、僕にとっては何の役をやっていても『ふぞろいの林檎たち』(1983年)を思い出してしまう。それだけ強烈だった。これについて語り出すと長くなるのでやめておくが、一言で表現すればドラマ史上に燦然と輝く名作。後に出演者同士があっちこっちで恋愛関係になったという暴露があったので(石原真理子の『ふぞろいな秘密』)、本人としては封印したい過去なのだろうか。もしそうだとしたら、ファンとしては残念だ。

作品の質を高める上で重要な役割を担っている

時任三郎といえば、物事をはっきりいうような強い役が多い。ただ、俳優にとってイメージの固定化はマイナスになる時がある。演じる方としては楽だろうが、視聴者には飽きられてしまう可能性があるからだ。ところが、『過保護のカホコ』では一転して優柔不断なパパの役。こんな弱々しい時任三郎は記憶がない。加穂子の突飛な行動に不安を抱きながらも、いつもやさしく温かい眼差しで見守っている。これらは心の声で表現されているが、作品の質を高める上でとても重要な役割を担っているのだ。

時任三郎のパパ役から目が離せない

今後はどこかで強いパパを見せるシーンはあると思うが、いままで演じた役の強さとは異なるだろう(*1)。現在59歳。還暦を前にして(それにしてはまだ見た目は若々しいが)、新境地を開拓した時任三郎のパパ役から目が離せない。

*1(2017年7月28日更新):4話の予告編によれば、加穂子に引き続き今度はパパがキレるみたいだ。ただ、顔が映っていなかった点が意味深。いつものように、心の中で思っているだけということを暗示しているのだろうか。

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