『ごめん、愛してる』初回の感想、長瀬智也の繊細な演技は健在

『ごめん、愛してる』の初回が放送された。視聴率は9.8%。二桁取れなかったと騒がれているが、ほぼ予想通りの結果だ。その一方で、長瀬智也はきちんと魅力あふれる主人公を演じていた。

ネット上ではネガティブな意見が目立つ

ざっとネット上の反応を見てみたが、ネガティブな意見が目立っていた。

「長瀬の韓国語が下手」→韓国語が話せないからわからない。
「韓国ドラマは見たくない」→オリジナルが韓国だから仕方がない。
「あり得ない展開」→別に気にならない。
「暗い」→そういうテーマだから当然。

意外だったのはオリジナル版との比較でバッシングしている意見を見かけなかったこと。それほど見ていた人は多くなかったということか。

暗い役は苦手意識があるか


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ところで、放送前に長瀬智也がある番宣でポロっと本音を話していた。

「好きなもの(ドラマ)を選んでたら、コメディばっかりになってた」。

これを聞いて、今回の役は好きではないのかと思った。演じる方も辛いよね、暗い役は。あるいは苦手意識があるから、避けていたのか。

最期はサトルへ臓器提供?

初回で早々とわかったことは、岡崎律(長瀬智也)は死ぬということ。さらに、日向サトル(坂口健太郎)は心臓が悪いという事実。最期に律は臓器提供をして、サトルと共に母(大竹しのぶ)の愛を受けて生きていくという結末なのだろうか。

母との再会は名シーン

そして、クライマックスは母との再会だった。

母を訪ねて日本に到着した律。強引に自宅に入り、階段で母と久々の対面。ヒステリックに律を拒否する母。僕はこのシーンで律がどのようなセリフを話すのか、ずっと気になっていた。そうこうするうちに、予告編にあったポロっと流れ落ちる涙のシーンが挿入される。結局、律は一言も話さずにその場を立ち去っていった。

セリフがないだけに、母に対する思いのほどは見る側に委ねられた形となっていた。抑制が効いた、なかなかの名シーン。そして、長瀬智也の繊細な演技が健在であることも証明していた。

『家族ノカタチ』のような秀作になるかも

視聴率は2話でさらに落ちるだろう。でも、流れている空気感は心地いい。テーマは重いが、案外サラッとしている。音楽もいい影響を及ぼしている(宇多田ヒカルの主題歌よりは吉俣良のBGMの方)。『ごめん、愛してる』は『家族ノカタチ』(2016年)のような秀作の雰囲気が漂っている。

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