『恋ヘタ』の土村芳が持ち前の演技力で千尋のかわいさを表現

『恋がヘタでも生きてます』は8話が終了した(視聴率は今クール最低の3.1%)。ここまで見てくると榎田千尋を演じている土村芳(つちむらかほ)の主演ドラマみたいに感じてきた。その理由は持ち前の演技力の高さをいかし、しっかりとキャラクターを自分のものにして魅力的に見せているからだ。

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人間的な奥深さを感じる

当初はとにかく苦手だった。真面目な優等生タイプ。いい人すぎて、逆に反発心がわきあがってくる。土村芳が女優のエリートコースである朝ドラ出身(『べっぴんさん』)という点も拍車をかけていた。だから、桜井理佳子(内田理央)が生理的に千尋を受け付けなくて、付き合っている彼に手を出したくなる気持ちも理解できた。


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ただ、この状況、冷静に考えてみると凄い。冒頭で触れたが、そういうキャラクターを見事に演じている証明だからだ。そして、婚約者を取り返すため、橋本司(淵上泰史)にアドバイスを受けるあたりから、人間的な奥深さが感じられるようになってきた(ゆっくりとした話し方も関係があるか)。その後二人の関係が変わり、彼女が真面目にセフレ道を貫く姿勢もかわいかった。このように本気でぶつかってくるから、恋愛や結婚に興味がない(本心は違うと思うが)橋本が、心をぐらつかせる描写にも説得力が出てくる(*1)。

ヒラタオフィスの女優だから芝居がうまいのは当然

土村芳はヒラタオフィスに所属する女優だ。この事務所に関しては野崎萌香の記事で触れたので詳細は省略する(野崎萌香が『CRISIS』で演じるバーの女は悲劇の象徴か)。ヒラタオフィスの女優だから、芝居がうまいのは当然だと思っていた。後は女として女優として、魅力があるのかどうか。その点に注目していたが、じわじわと出てくるではないか。この辺りはさすがだ。

次回作はセクシーな役を見てみたい

土村芳は人気沸騰というより「あの女優いいよね」という感じで、いつの間にかファンが増えていたというタイプだろう。いまはいかにもNHKくさいイメージがあるので、次回作も民放の連ドラに出演して適度な刺激を受けた方がいいと思う。その時はヘアースタイルやメイクをガラッと変えて、セクシーな役をやると面白いと思うけれどね…。

*1(2017年6月26日更新):最終回、橋の上での千尋(土村芳)と橋本(淵上泰史)のやりとりはよかったね。リアルな世界では唐突すぎる展開だろうけれど、二人の中に流れる空気感はまさにあの結論だった(見ていない人のためにネタバレはしない)。とても好きな終わり方。

『恋ヘタ』が国内ドラマのランキングで1位だね(2017年6月29日調べ)。

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