『就活家族』では冴えない大学生、工藤阿須加の演技力に注目

題材はタイムリー。しかし、あまりにリアルに描くと暗くなりそうなのが1月12日(木)の夜9時からスタートするテレビ朝日の連続ドラマ『就活家族 ~きっと、うまくいく~』だ。キャストはかなり地味。しかし、その中でも注目したいのは工藤阿須加(くどうあすか)だ。

話題作への出演作が続く


まだ決して知名度は高い俳優と思えないのに、ここ最近は話題作への出演作が続いている。

日本テレビの水曜夜10時枠『偽装の夫婦』(2015年)に始まり、NHKの朝ドラ『あさが来た』(2016年)をはさんで、平均視聴率11.6%で2016年夏クールのトップに立った『家売るオンナ』。そして、今度の『就活家族』はテレビ朝日がもっとも力を入れている放送枠の作品。ちなみに前クールは平均視聴率21.5%で2016年のトップに立った『ドクターX』だ。

実力派揃いのパパドゥに所属

まさに若手俳優としてはエリートコースまっしぐらという印象。福岡ソフトバンクスホークスの監督、工藤公康の息子という看板で芸能界入りした彼。これだけでは親の七光りで終わりそうな話だが、入った事務所が江口洋介や瑛太が所属する実力派揃いのパパドゥ。いつかは俳優として目が出ると思っていた。

『家売るオンナ』での演技は良好

そして、あくまで僕個人の感想だが、ようやく光が見えたのが『家売るオンナ』。クスッと笑わせる演技が粗削りながらできていたのだ。これは次回作が楽しみになってきたと思ったところで、またもや今度も注目放送枠の作品。工藤阿須加を支えるスタッフの努力もあるが、彼自体が運の強さを持っているという印象を受ける。

曲者・新井浩文が鍵を握る

とはいうものの、心配もある。それは『就活家族』が真面目そうな作品であるためだ。これまでは工藤阿須加の真面目な演技がつまらなかったので、またそこに戻ってしまうと失速してしまう。そこでポイントになるのが、一線級の曲者・新井浩文だ(『下町ロケット』の新井浩文、エリート役は物足りないがワルの部分で巻き返せるか)。

新井浩文と工藤阿須加が演じる役柄の関係は、就活塾の塾長と就職先が決まらない冴えない三流大学生。この塾長が新井浩文が得意とするワルなので、演じる上で最高の場が提供され、自然と工藤阿須加のいい面が引き出されるような気がするのだ。

工藤阿須加には運の強さを感じる

本編を見てからではないと断定はできないが、やっぱり工藤阿須加には運の強さを感じる。内容的には地味かもしれないが、『就活家族』の放送が楽しみだ。

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