成田凌の活躍が『大貧乏』の視聴率を左右するか

フジテレビの連続ドラマ『大貧乏』が始まった。これがなかなか面白い。注目キャストは何人かいるが、初回で目立ったのは伊藤淳史と成田凌(なりたりょう)。特に成田凌の活躍は視聴率を左右すると感じさせるものがあった(*1)。

『大貧乏』に勝ち目はないと思っていた

『大貧乏』の主演は旬を過ぎた小雪だ。共演は話題作への出演が続くものの、俳優としては地味な伊藤淳史。さらに来週からは同じ放送枠でTBSの日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』がスタートする。正直、『大貧乏』に勝ち目はないと思っていた。しかし、『大貧乏』の初回が予想以上によかったので、日曜夜9時対決に興味がわいてきた。ここで内容面を支えるスタッフを書き出しておこう。

脚本:安達奈緒子(『She』『失恋ショコラティエ』『リッチマン,プアウーマン』『大切なことはすべて君が教えてくれた』)
編成・企画:増本淳(『ゴーストライター』『リッチマン,プアウーマン』『大切なことはすべて君が教えてくれた』)、西原恵(映画『高台家の人々』『ギャラクシー街道』『海街diary』)
プロデュース:小林宙(『フラジャイル』『ゴーストライター』)
演出:土方政人(映画『高台家の人々』、『ゴーストライター』『謎解きはディナーのあとで』)

成田凌の存在に一発の可能性を感じる

僕が感じた『大貧乏』の魅力はリアルさとコミカルさのバランス感だ。タイトル通りに描けば内容は暗くなる。ところが、適度に笑いを取り入れて、バランス感のある作品に仕上げているのだ。これに貢献しているのが伊藤淳史の演技力。スタッフではコメディ作品を手掛けてきた演出の土方政人。さらにクレジット上は先頭ではないが、編成・企画の西原恵も多大な影響を与えていると思う。ただ、ここまでだったら内容はよくても地味すぎて日曜劇場には到底勝てない。しかし、成田凌が加わっていることで一発の可能性を感じたのだ。

今後は役者としての魅力が溢れ出てくるか

前クールは大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)に出演。脇役なので出番は少なかったが、印象に残る演技は見せていた。そして、今度の『大貧乏』では一転して重要な役。出演シーンが大幅に増えている。そこで感じたのが男としての魅力だ。これは『逃げ恥』では感じられなかった部分。さらに伊藤淳史との共演シーンも多いので、影響を受けて演技面も向上してくるだろう。つまり、今後は役者としての魅力が溢れ出てくることが予想されるのだ。

目標は平均で二桁

一方、ライバルとなる『A LIFE~愛しき人~』は、旬の俳優や女優がいないことが弱点だと感じている。後から追加してくることは予想されるが(個人的にはある女優を想定している)、両作品の中でもっとも鮮度が高いキャストは成田凌だろう。ズバリ目標は平均で二桁。成田凌の活躍に注目したい。

*1(2017年1月10日更新):『大貧乏』の初回視聴率は7.7%だった。ライバル不在でこの数字は情けないけれど、ほぼ想定内の結果。成田凌の魅力でどこまでふんばれるかな…。

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