北川景子の『家売るオンナ』が好発進、強運でこのまま押し切るか

僕は好きなタレントに人気が出てくると心が離れてしまう傾向がある。世間一般ではそのタレントが結婚すると人気は落ちるといわれている。北川景子はまさにそれらの典型。彼女が『家売るオンナ』の主演を務めるという情報を初めて目にした時、「ふーん、そうなんだ」という程度にしか思わなかった。そして、2016年夏クールの連ドラが始まった。初回の視聴率はいまのところ『家売るオンナ』がトップの12.4%を記録。あらためて、好発進をきめた要因を探ってみたくなった。

とりあえず主要スタッフの紹介から。

脚本:大石静(『ゼロの真実 ~監察医・松本真央~』『家族狩り』『セカンドバージン』)
チーフプロデューサー:伊藤響(『ゆとりですがなにか』『怪盗 山猫』『偽装の夫婦』『○○妻』『花咲舞が黙ってない』シリーズ、『明日、ママがいない』)
演出:猪股隆一(『怪盗 山猫』『デスノート』『○○妻』『明日、ママがいない』『悪夢ちゃん』『家政婦のミタ』)、佐久間紀佳(『花咲舞が黙ってない』シリーズ、『悪夢ちゃん』)

脚本家はちょっとひっかかるが、その他は日テレ最強の布陣といえる。放送枠は僕が勝手に命名しているが『家政婦のミタ』枠で、日テレが連ドラでもっとも力を入れている水曜夜10時枠。ここでコケるわけにはいかないのだ。ここまではほぼ万全。肝心の内容はどうか。

この放送枠は常に挑戦的な内容(テーマ?)を掲げてくるので、確かに今回も勢いは感じられた。北川景子が演じる三軒家万智は、他局だが『ドクターX』の大門未知子とかぶる部分はある。あえて狙ったのかもしれない。実際、初回放送後は話題になって騒がれていたし。

ただ、嫌な点はある。あまりに主人公が結果至上主義を貫いていて、仕事の嫌な経験を思い出してしまうのだ。女性はこのキャラクターを痛快に思うかもしれないが、男性は僕と同じような感想を持つんじゃないだろうか。

一方、いいと思ったのは三軒家万智のやり方は強引だけれど、結局はみんなを幸せに向かわせるところ(これは『家政婦のミタ』的)。これからは彼女自身の心の闇が明らかにされて、キャラクターに深みが増してくるはず。この放送枠で主演なんだから、北川景子は結婚しても運がある。演技力は相変わらずだけれど、まあいいっか(きれいだし)。

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