『ゆとりですがなにか』の柳楽優弥、抜けた演技力で賞レースを賑わせるか

今クールの連ドラは本当に面白い。ここまで全然触れてこなかったが、『ゆとりですがなにか』もそのひとつ。内容のよさは当然のことながらキャストが魅力的。中でもお気に入りは道上まりぶを演じる柳楽優弥(やぎらゆうや)だ。

魅力あふれるキャラクター

初登場時は風俗店の呼び込みだが、後にガールズバーの店長を任される裏社会の出世頭。その一方で東大合格を目指して11浪中という何とも魅力あふれるキャラクターだ。とにかく粗暴な振る舞いが目立つものの、時に本質を鋭くつく言葉が印象に残る。その漂う大人の余裕に、自分に対して自信が持てない坂間ゆとり(島崎遥香)が惹かれる理由もわかる。

雑草のような逞しさがある

柳楽優弥が得意とする目力の強さはここでも健在だ。また、どんな役でも自分のものにしてしまう器用さもある。彼が画面に登場すると何かやらかしてくれるんじゃないかと期待感が高まる。ドラマの設定同様に岡田将生や松坂桃李とは同世代。事務所もスターダストプロモーションと有名どころなので境遇も近い。しかし、根本的に二人と違うのはどこか雑草のような逞しさがあるところだ。

キャリアは豊富だがまだ26歳

原点は是枝監督(映画『誰も知らない』)との出会いだが、挫折感を味わった後の蜷川幸雄(舞台『海辺のカフカ』)との出会いも大きかったのだろうか。キャリアは豊富だがまだ26歳。十分すぎるほどの伸び代を秘める中、そろそろ大人の俳優として賞レースを賑わせる日が近そうだ。

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