阿部寛の『下町ロケット』、半沢超えは無理でも内容には期待

阿部寛が主演を務めるTBSの連続ドラマ『下町ロケット』が10月18日(日)の夜9時から放送される。彼のドラマはハズレがないというイメージがあるが、今度はどうであろうか。

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『半沢直樹』の池井戸潤の小説が原作

まずはキャストとスタッフの紹介から。

キャスト:阿部寛、土屋太鳳、立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、山崎育三郎、中本賢、谷田歩、中村倫也、阿部進之介、竹内涼真、佐野岳、阿藤快、真矢ミキ、新井浩文、木下ほうか、橋本さとし、春風亭昇太、東国原英夫、池畑慎之介、今田耕司、恵俊彰、倍賞美津子、吉川晃司、杉良太郎
原作:池井戸潤『下町ロケット』(小学館刊)
脚本:八津弘幸(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』『半沢直樹』)
プロデューサー:伊與田英徳(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』『半沢直樹』)、川嶋龍太郎(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』)
演出:福澤克雄(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』『半沢直樹』)、棚澤孝義(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』『半沢直樹』)、田中健太(『流星ワゴン』『ルーズヴェルト・ゲーム』『半沢直樹』)


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阿部寛が演じる主人公は元宇宙科学開発機構の研究員、佃航平。いまは父が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送りつつ、苦悩しながらも捨てきれない夢を追い求めるという話だ。話題としては『半沢直樹』(2013年)が大当たりした池井戸潤の小説が原作であること。日曜劇場という放送枠も一緒である。当然、TBSも力が入っていることだろう。

平均視聴率は14%台後半と予想

実はこの組み合わせでは2014年に『ルーズヴェルト・ゲーム』も放送されている。ここで3作を比較してみた。

『半沢直樹』(2013年) 主演:堺雅人→平均視聴率:28.7%
『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年) 主演:唐沢寿明→平均視聴率:14.5%
『下町ロケット』(2015年) 主演:阿部寛→平均視聴率:?%

結論から書けば『下町ロケット』の平均視聴率は14%台後半と予想している(*1)。つまり、『ルーズヴェルト・ゲーム』を少し超えるくらい。その根拠を挙げていこう。

まだ池井戸潤作品は飽きられていない

他局の話になるが、今年の夏クールに放送されていた『花咲舞が黙ってない』の続編も池井戸潤の原作。これが平均14.5%だった。演出やキャストの違いもあるが、まだ池井戸潤作品は飽きられていない感じはある。

堺雅人の勢いは凄かった

そして、阿部寛に話を戻すと、少し古いデータになるが同じ日曜劇場枠で放送された主演ドラマ『新参者』(2010年)が平均15.2%。いまの阿部寛はこの辺りが妥当なところ。さらに付け加えれば、『半沢直樹』の視聴率を超えられないと予想したのは、主演俳優としての勢いの違いである。

堺雅人は『リーガル・ハイ』(2012年)でぶっ飛んだ弁護士を演じて勢いづいた後に『半沢直樹』で主演。その他、成功の要因は挙げられるが、俳優としてのブレイクポイントとちょうど重なったのだ。一方、『ルーズヴェルト・ゲーム』の唐沢寿明はそうではない。俳優としての実績や実力は超一流だが、現状維持がやっと。阿部寛も似たようなものなのだ。3人共に大好きな俳優だが、鮮度で考えれば唐沢寿明よりはまだ阿部寛の方があると思う。それでひとまず『ルーズヴェルト・ゲーム』より高い数字を予想。しかし、どんどん視聴率は取れない時代になっているので『新参者』は下回る14%台後半と最終的には予想したのである。

視聴率の動向を左右するキャストは数人

実はそんな阿部寛を援護するべく、『下町ロケット』には視聴率の動向を大きく左右するキャストが数人いると感じている(いろいろ調べてみないと確信が持てない)。その人物が魅力的に見えれば数字は上がる。機会があれば10月18日(日)の放送開始までには触れておきたいと思っているが間に合うかどうか…。

*1(2015年10月19日更新):『下町ロケット』の初回視聴率は16.1%だった。普通、2回目以降の視聴率は下がるので、だいたい予想通りの幕開けとなった。ちなみに『新参者』の初回視聴率は21.0%。数字が取れない時代とはいえ(厳密にはリアルタイムで見られていない)、阿部寛の影響力も落ちていると思うよ。

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