『医師たちの恋愛事情』で不妊治療中の内科医役、板谷由夏から目が離せない


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『医師たちの恋愛事情』の視聴率は初回が10.3%で第2話が8.6%。もう挽回することは難しいだろう。しかし、内容的には相変わらず好きで、それぞれの登場人物が魅力的。ここでは内科医の市川友子を演じる板谷由夏(いたやゆか)をピックアップしていこう。

脇役に徹してはいるものの、常に話題作に出演してキラリと光る存在感を示している彼女。僕が初めて見た連ドラは『anego [アネゴ]』(2005年)だ。ただ、いまとなってはどんな役をやっていたかなあという印象で、『ハケンの品格』(2007年)がもっとも古い記憶にあるドラマかもしれない。その後、現在に至るまで大抵の出演作は見てきた。クールで知的、大胆さと繊細さを併せ持ったキャラクターを演じることが多く、とても魅力を感じる女優の一人だ。

ここでの設定は実年齢と同じ39歳。不妊治療中というキャラクターが私生活とは異なるが、女性として悩める部分は理解して演じられているはずだ。一般的に不妊治療は夫と妻の間で温度差がかなりあるとされている。ここでも、その辺りは描かれていて、あくまで自然な形での妊娠を希望しているからなかなか結果は出ない。39歳といえば40歳の一歩手前。女性は年をとればとるほど卵子の老化が進み、瑞々しい卵子が作りにくくなるので男性とは切迫感が違う。そんな彼女とサバサバとした関係で気心が知れた仲なのが、外科医で准教授の仁志祐介(伊原剛志)。彼もまた悩みを抱える人間だ。

第2話を見ていない人には微妙なニュアンスはわからないだろうが、彼女が夫と不妊治療でもめているシーンの後、仁志と裸で抱き合うシーンに移行する。あまりに突然の展開だと思うかもしれない。しかし、これは自然な流れだ。二人は制約があるから理性で感情を抑えていただけで、心と心ではつながっていたのだから。

妊娠できない女と教授になれない男。

今後の展開としては、二人は地位や名誉、安定した暮らしを捨てて、彼女が望むことを実現するような行動に移すかもしれない。もし、それが見られればリアルではないがかなりドラマチック。女優としても演じるキャラクターとしても、板谷由夏から目が離せない。

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