『おやじの背中』の満島ひかりは必見!?

今日の夜9時からTBSで『おやじの背中』が放送される。1話完結で全10話という特殊な形態のドラマ。ざっとラインナップを見る限りでは、来週7月20日(日)に放送される満島ひかり主演の第二話『ウエディング・マッチ』が、とんでもない傑作の可能性がありそうだ。

元プロボクサーの父(役所広司)とオリンピック出場を目指す娘(満島ひかり)の親子愛を描いたストーリー。これだけだと、クリント・イーストウッド監督のオスカー受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)を思い出してしまい、チープな雰囲気が漂う。しかし、脚本と演出に大物が関わっているので、そうはならないはずだ。

脚本は坂元裕二。代表作はありすぎて困る。一番有名な連続ドラマは『東京ラブストーリー』(1991年) 。近年では『それでも、生きてゆく』(2011年)が素晴らしかった。

一方、演出は鶴橋康夫。読売テレビで活躍していた人だが、僕がこの人を意識したのが2000年に入ってから。好きな作品は、連続ドラマでは『永遠の仔』(2000年)。原作は天童荒太で、いま話題になっている『家族狩り』の作者である。読売テレビ退社以降は、テレビ朝日で手掛けた単発ドラマに力作が多い。好きなものは『砦なき者』(2004年)や『天国と地獄』(2007年)、『警官の血』(2009年)などがある。

坂元裕二はフジテレビの顔。鶴橋康夫は読売テレビからテレビ朝日へ渡り歩いた人物。そんな彼らをTBSで組ませてしまったのだ。そこへ超演技派の満島ひかりが加わる。本音をいえば、スペシャルドラマで実現してほしかった。おそらく内容的には永久保存版。7月20日(日)の放送は絶対に見逃せない。

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