『ペテロの葬列』で再登板、自信を深めて臨む小泉孝太郎に注目


ペテロの葬列 DVD-BOX

小泉孝太郎が芸能界に入った頃は、総理大臣の息子ということで話題性が先行していた。甘いマスクに育ちのよさを感じさせる振る舞い。偉ぶったところもなく、好感度は高かった。しかし、初めて演技を見た時、あまりにまわりの俳優とのギャップを感じて見ていられなかった。いずれは消えていくと思ったものだ。

その印象がどこかで変わった。覚えているのは『ハケンの品格』(2007年)。のっていた頃の篠原涼子が主演でスタッフも実力派揃い。内容がいいのは当然で、小泉孝太郎はリアルな世界で共感できるキャラクターを自然に演じられていた。その後の出演作では『コールセンターの恋人』(2009年)が好きだった。視聴率は悪かったが、余裕を持った状態で主人公を演じていて、俳優としての成長を感じたのである。

そして、今度の『ペテロの葬列』。宮部みゆきの原作で前作『名もなき毒』(2013年)の高い評価を受けての再登板となる。最終的に『名もなき毒』の平均視聴率は9.3%だった。もともとTBSの月曜夜8時枠なんて力が入っていないのでこんなもんだ。ただ、今度は高評価を受けての放送なので、2桁いくかもしれない。まあ、そんな数字よりも小泉孝太郎だ。

俳優として一つの代表作に巡り合い、さらに自信を深めて臨んでくるはず。ちょっと時間はかかったが、もう親の七光りなんていわせないと本人は思っているだろう。中身が備わった小泉孝太郎の今後が楽しみだ。

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