『HERO』が失敗しても、木村拓哉には挑戦していってほしい


HERO Blu-ray BOX(2014年7月放送)【Blu-ray】

木村拓哉と福山雅治。かつては各メディアの人気投票で1位と2位という指定席にいた二人。それがいつの間にか、逆転したように思える。活躍時期も年齢も近い二人の違いについて、主演ドラマに絞って考えてみた。

まずは近作の平均視聴率から。

・木村拓哉
『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(2013年)→12.8%

・福山雅治
『ガリレオ』(2013年)→19.9%

確かに木村拓哉は負けている。かつて30%を誇っていた彼の主演作としてはかなり物足りない。一方、福山雅治はいまの時代としては上出来。やや物足りないのは20%を超えられなかった点だ。

二人の主演作を眺めていると、かなり違いがあることに気が付く。木村拓哉は常にスケールの大きいことをしようとする。悪くいえば力が入りすぎ。一方、福山雅治は作品を厳選している。いまのイメージは『ガリレオ』で作られたものだ(途中、大河ドラマもあるが)。

つまり、木村拓哉は力が入りすぎているだけに、はずした時の反動が大きいのだ。福山雅治は淡々としてクール。相当な努力はしていると思うが、画面に映る姿からは気負いが感じられない。自信が余裕を生んでいるともいうべきか。

さて、前置きが長くなったが、今回の2014年版『HERO』。まず20%はとれないだろう。そうなると、失敗だと騒がれる。前作の実績が凄いから、その反動もかなりあるはずだ。それでも、やはり木村拓哉には新しい企画で挑戦していってほしい。こんな昔の栄光では勝負してほしくない。頂点を極めた男は凡人とは違う何かを持っている。再びどこかで時代と合う瞬間が訪れるはずだ。

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